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【タベアルキスト】南房総エリアのグルメキーワードは「港の女とこだわり亭主」 ~名店巡礼 南房総エリア編~ 

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みなさんこんにちは、メシ通レポーターのタベアルキストWakuiです。

今回も我々タベアルキストが、わざわざ食べに行く価値のある逸品を提供しているお店へ実際に訪れ、食べまくる究極の食べ歩き「名店巡礼」をお届けします。

名店巡礼のセレクト店の定義やこの企画ポリシーなどは、ぜひ以前の記事をご確認ください!

~名店巡礼 南房総エリア編~

今回の巡礼先は千葉県の「南房総エリア」を選びました。

千葉県の巡礼は、内房、外房に続いて3回目。海ほたるを使えば川崎から約100km。

都心からも意外と行きやすい房総半島。

今回は夏の暑さで疲れの溜まった体にうれしい、スタミナグルメをテーマに、こだわりの5軒をセレクト。南房総の美食を巡ります。

豪雨の海ほたるを抜けた先は、スカッと晴れ渡る南房総の海!

房総三部作完結編スタートです!

1軒目:小春 逸品:房州アワビの刺身

南房総巡礼のスタートは、最南端の居酒屋「小春」から。

窓に書かれたカラオケの文字。

名店巡礼でスナック系のお店をチョイスすることは通常ないのですが、今回は特別。

なんたって、海士でもあるご主人の捕ってきた魚介が泳ぐ、生簀のあるスナックなのですから!

なお、普段は夜のみの営業で、ランチは予約対応のみです。

▲アワビ一皿(1,000円~)※ 写真は2,000円分ほど

この時期の一押しは房州アワビ。

真っ白で美しい肉質と、コリッコリの歯ごたえがたまりません。

海の塩味が程よく行きわたっており、お醤油いらず。

一緒に盛られた地ダコやマグロのお刺身も実にハイクオリティ。

▲くじらのたれ(600円)

南房総の郷土食。

様々な飲食店で提供されており、お店によって味わいも様々だそうです。

味わいはさながらあっさりとしたビーフジャーキー。

かみしめるほどに味があふれ出てきます。

軽くあぶって、マヨネーズ&七味。この組み合わせはお酒のアテの鉄板です!

▲房州えび(500円~)

南房総は日本一早い伊勢海老漁解禁の地。

丁度解禁されたばかりの房州えびも頂くことができました。

小ぶりながらも身が詰まり、甘い海老はこれからの時期の主役を張るにふさわしい味わい。

海の幸ももちろん、ママさんも実に魅力的。

美味しい魚と楽しい話であっという間に時間の経ってしまうお店でした。

お店情報

小春

住所:千葉県南房総市白浜町白浜2782-22

TEL:0470-38-4369

営業時間:18:00~ (昼の営業は予約のみ)

定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)

ウェブサイト:http://foodpia.geocities.jp/shirahamakoharu/index.html

執筆者:Kazushi Kikutani

2軒目:いづ喜 逸品:うな重

2軒目に訪問したお店は創業50年の館山の老舗鰻店「いづ喜」。

『里美八犬伝』で有名な館山城がある城山公園近くのロケーション。

外観はモダンな建築で、店内は老舗らしく落ち着いた雰囲気。

座敷のほか、テーブル席に個室があり、あらゆるシーンで使えます。

創業以来継ぎ足してきた、たれを使用した美味しい鰻が食べられると評判のお店の売りが、ブランド鰻の坂東太郎があること。

坂東太郎とは利根川の別名で、養殖鰻でありながら、その利根川の天然鰻に限りなく近い味わいがあるという。

同じ南房総の「うすい水産」の池で養殖しているのだが、この日は残念ながら品切れ。養殖であっても、安定した量を供給するのが難しいようですが、だからこそ価値があるともいえます。

▲うな重・松(3,088円)

坂東太郎がなくとも、生産量日本一である鹿児島産の養殖鰻を使ったうな重が楽しめます。

鰻の大きさの違いで松竹梅とあり、松をセレクト。

関東風のふっくらした味わいは、さすが老舗の味と思わせるクオリティで、たれとご飯とのバランスもいい。

▲鰻白焼き・竹(2,484円)

鰻本来の味をストレートに感じるなら、白焼きもおすすめで、できれば両方頼んで、違いを楽しみたい。

坂東太郎なくとも老舗の実力を味わえますが、坂東太郎を食べたいならば、事前に確認することをおすすめします。

お店情報

いづ喜

住所:千葉県館山市館山805

TEL:0470-22-1023

営業時間:11:00~14:00 、17:00~21:00(LO 20:00)

定休日:木曜日

Facebook:いづ喜

執筆者:Yasuyuki Enokiuchi

3軒目:SAINT SCHWEIN 逸品:ソーセージグリル

3軒目に訪問したお店は南房総の農村地帯にあるハム・ソーセージ専門店「SAINT SCHWEIN(セント シュバイン)」。

施設内には食事を楽しめるリストランテに、1日2組限定で宿泊可能なゲストハウスが隣接している。

リストランテでは、オーナー自ら手づくりしたというテラス席で、目の前に広がる田園風景を眺めながら、食事を楽しむことができる。

▲ソーセージグリルセット(1,900円)

ランチメニューでは、まずソーセージグリルセットを注文したい。

鉄板により熱々で提供され、フランクフルトのほかソーセージはプレーン・ごま・青じそ・チーズの様々なバリエーションを一度に味わえる。

また、市販品とは明らかに別次元の味わいのバターやマスタードは自家製で、館山の完全予約制のパン屋さん「ばんぱん」のパンがセットにつき、別メニューのポトフとも良く合う美味しさ。

▲自家製ハムの盛り合わせ 2人前(1,300円)

自家製ハムの盛り合わせもソフトサラミ、ロースハム、スモークハム、スモークレバーにペッパーベーコンと盛りだくさんで、添加物を一切加えない本場ドイツ仕込みの味わいは、車でなければビールを飲みたくなるほどの高いクオリティー。

売店では、パンも含めて、気に入ったハムやソーセージは購入可能。帰ってからも自宅で本場の味を堪能することができるので、ぜひお気に入りの品を見つけてください。

お店情報

SAINT SCHWEIN(セント シュバイン)

住所:千葉県南房総市池之内268

TEL:0470-36-2825

営業時間:11:30~14:00、18:00~21:00

定休日:木曜日

ウェブサイト:http://www.hamuya.com/

執筆者:Yasuyuki Enokiuchi

4軒目:くじら料理 ぴーまん 逸品:ヅケ丼

4軒目に訪問したお店は商業捕鯨基地と知られる和田浦にお店を構える「くじら料理 ぴーまん」。

くじら愛が、外観から店内の随所に感じられるお店で、「くじら料理を伝える会」の加盟店にもなっている。

元々はくじら漁師の定宿だったことから、良質なくじらを仕入れることができたことでお店をスタートさせたそう。

こちらでは、和田浦で水揚げされるツチくじらはもとより、調査捕鯨で捕獲されたミンク・ニタリ・イワシ・ナガス等の日本で手に入る全ての鯨を食べることができる。

料理は、伝統的なものからバラエティに富んださまざまなくじら料理を提供している。

▲ヅケ丼(1,700円)

良質なくじらの赤身と皮を厳選し、独自に調合したタレに漬け込んで調理される丼。

現代の冷凍技術向上により、解凍後も活くじら本来のみずみずしさをダイレクトに味わうことができる。

一旬、牛肉の赤身を思わせる味わいながら、かみ進めれば徐々にくじら特有の風味とうま味が充満してくる。

▲竜田揚げ(1,700円)

豊潤なくじらのうま味を閉じ込めた、くじら料理の代表的な一品。

ふわっとした揚げ具合で、身厚なのに丁寧な下処理のおかげで口当たりやわらか。

味付けがしっかりしているので、ご飯やビールとの相性も◎。

▲くじらのなめろう(900円)

愛着が湧く、くじらを型どったビジュアルが目を引くなめろう。

くじらのうま味に薬味を加えた上品な味わいが印象的。

ねっとりした舌触りと濃厚な香りにくじら料理好きはうっとりできる。

「くじら料理という、郷土の食文化を守り、次の世代に伝えていくことが使命」という

女将の心意気が、料理の味わいに反映していたお店でした。

お店情報

くじら料理 ぴーまん

住所:千葉県南房総市和田町仁我浦114

TEL:0470-47-4446

営業時間:11:00~15:00、17:00~19:00(LO 18:30)

定休日:不定休

ウェブサイト:http://wada-pman.com/

執筆者:Masayuki Wakui

5軒目:番所 逸品:獅子十六丼

巡礼の締めくくりは「番所」。

いすみ鉄道大多喜駅の目の前にあるお店になります。

ご主人は昔人力車を引いていたという異色の経歴。

やり取りや、メニューの端々におもてなし精神が感じられます。

▲十六丼(1,200円)

こちらの逸品は、獅子十六丼。

猪を使ったメニューになります。

獅子=シ×シ=16というなかなか洒落のきいたネーミングです。

付け合わせのワサビやナムル、温泉卵、キムチなどを組み合わせて、さまざまな味のバリエーションを試せるところも素敵です。

獅子の名に恥じない、力強い味わい。

薄切りの肉ですが、弾力があり食べ応えがあります。

罠で生け捕りにした雌の猪の身を使用しているとのことで、獣臭さは全くありません。タベアルキスト的には、温玉を絡めてすき焼風に食べるのが一押しです。

▲猪ギョーザ 5個(380円)

そのほか猪を使ったギョーザなどもあります。

カリっとした焼き上がりに、モチッとした皮と、猪の脂のコクがよく合う一品です。

都内でジビエというと、塊肉を炭火焼にしたようなメニューが多く、ややかしこまった感じがしますが、こちらのメニューはジビエなんて気構えずに、気軽にいただくことができます。

猪も美味しかったのですが、4月中旬の1週間しか提供しないという、朝掘りタケノコの刺身を熱く語っていただき、そちらも気になって仕方がありません!

お店情報

番所

住所:千葉県夷隅郡大多喜町大多喜256 いすみ鉄道大多喜駅前

TEL:0470-80-1110

営業時間:11:00~21:30

定休日:水曜日

執筆者:Kazushi Kikutani

名店巡礼 南房総編 まとめ

今回の5軒のセレクトいかがでしたでしょうか。

房総三部作これにて完結です!

いずれもお魚の美味しいエリアですが、食材それぞれに個性と魅力があります。

「魚グルメ」でくくってしまうのは実にもったいない!

今回の巡礼の印象は、女将さんのパワフルさ。

「港のオンナは強いからね~(笑)」という小春のママの言葉が、そのまま当てはまる魅力的な女性が実に多い(笑)

そんな女性陣に負けじと、旦那衆もこだわりをもった職人気質の方が多く、お話をうかがってこれまた面白い。

この方々の魅力を南房総のグルメキーワードとしたいと思います。

次回は、今再び熱い! 熱海・伊豆エリアの魚介B級グルメを追いかけます!

書いた人:タベアルキスト

タベアルキストとは、「食べる幸せ、探す喜び」をモットーにした実名制の食べ歩きマニアのコミュニティ「Tabearukist Association」に所属する、年間300軒以上の外食をしているメンバーのことを「タベアルキスト」と言います。その一食、一食を、お腹も心も満たされる幸せな時間とするため、「一般人による一般人のためのグルメ検証」を旗印に、公正中立な立場から「食べる価値のある逸品」の情報を発信しています。 Webサイト:Tabearukist Association facebook:Tabearukist Association

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