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自分の中に眠っている「クリエイティビティ」を解き放つ6つの方法

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「クリエイティブ」と聞くと、はるか遠くの、難しいことのように感じる人もいるかも知れません。しかし、それぞれのジャンルで結果を残してきた偉人たちも、同じ課題に挑戦しつづけ、粘り、失敗を繰り返したあげく、やっとの思いで才能を開花させているんです。

ここでは、ライターのJames Clearさんが「Elite Daily」にまとめた、あなたの内側に眠ったクリエイティビティを解放する方法を紹介しましょう。

01.
とにかく
10年は取り組む

世界でもっとも栄誉ある賞のひとつ、ノーベル賞。このノーベル賞受賞者が人生のどのタイミングで成果を上げているか明らかにした研究がある。科学者を対象にしたそのグラフを見ると、30代後半がピークになっていて、研究者の多くが本格的に取り組むようになるのは、博士課程を卒業した20代半ば。つまり科学の世界でさえ、クリエイティブなブレイクスルーを達成するためには、10年以上取り組む必要があることになる。

また別の研究によれば、音楽の世界で有名な500曲を対象に調査をしたところ、そのほとんどが、作曲家がキャリアをスタートしてから10年後に書かれていることがわかった。

また音楽だけでなく、詩や絵についても、同じように作家が認められるようになるまでは10年ほどかかっているという調査結果が多い。研究を行ったジョン・ヘイズ教授は、この現象を「沈黙の10年」と名付けている。

科学にしても音楽にしても、クリエイティブな才能とは持って生まれたものではないのだ。長い時間をかけて、自らの中に発見していくものだということをこの研究は教えてくれる。

02.
ダメだと思っても
つくり続ける

「本が出版されて、経済的にも成功している作家のことを人々は誤解している。そういう作家が、毎朝机に向かって自信満々に素晴らしい物語を書いていると思ったら、それは大きな間違いだ。最初の第一稿から完璧な文章を書く作家は、私の知る限りひとりとしていない。私も含めて、あらゆる作家は、本当にゴミクズみたいな下書きからスタートするのだ」 アン・ラモット『バード・バイ・バード』

どんな分野でも、最初から完璧なものはできない。本当にひどい文章を4ページ書いたあとで、3ページ目の第2段落がなかなか良かったということに気づくのだ。

素晴らしいものを作り出す過程は、金を掘り出すことに似ている。

土と岩を何トンも何トンも運び出した末に、ようやく小さな黄金を手にいれることができるのだ。この作業を経て、ようやく自らの才能を掘り出せる。

03.
無数の平凡なアイデアでも
出し続けることが大切


「ひらめきを待つのはアマチュアだ。プロはただ仕事をする。それだけだ」
チャック・クローズ

アマチュアは、気分が乗ったときにだけ創作する。そしてプロは、つねにスケジュールに基づいて創作する。定期的につくり続けること以外に、自分の才能を開花させる方法はない。

何度も何度もつくり直しているうちに、上達していくものだ。ただ座って最も売れる本についての理論を考えていても、実際に書かなければ意味はない。

真の作家とは、とにかく椅子に座り、キーボードを叩き、そして書きながら考える。

アメリカで最も有名なラジオ番組のひとつ「This American Life」は、毎週170万人のリスナーに番組を届けている。パーソナリティであるイラ・グラスは、その秘訣について、こう語っている。

「できることはひとつしかない。とにかくたくさんの仕事をすることだ。毎週でもいい。毎月でもいい。自分に締切を課して、ひとつの物語を書き終えることだ。量なくして、質の高い作品は生まれない」

ひらめきを待つのをやめて、スケジュールを決めよう。才能のきらめきとは、無数の平凡なアイデアの先に現れるものだ。

04.
最後まで完成させる

スティーブン・プレスフィールドの最も有名な作品『バガー・ヴァンスの伝説』は、マット・デイモン、ウィル・スミスとシャーリーズ・セロンが出演する映画にもなった。

しかしプレスフィールドは、自分にとって最も重要なのは映画化されたこの作品ではなく、最初に書き上げた作品だと語っている。

「最初の作品は、誰も出版してくれなかった。次に書いた本もそうだ。『バガー・ヴァンスの伝説』が出版されるまで、10年かかった。でも最初の作品を完成させたときのことは、今でも覚えている。THE END、と最後のページに打ち込んだあと、完成した作品のフォルダに入れた。この世界の誰も、私が作品を書き上げたことを知らなかった。でも私だけは知っていた。命を賭けて戦い続けてきたドラゴンに、ついに止めを刺してやったような気分だった」

まずは何かを完成させよう。何だっていい。調べたり、計画したり、準備したりすることだけに時間を費やすのはもうやめよう。良いものでも悪いものでも構わないから、手を動かそう。

最初の作品で大成功する必要はない。とにかく「完成させることができる」という自信が大切なのだ。

どんなアーティストも、アスリートも、起業家も、科学者も、未完成の作品だけで評価された人はいない。

何をつくるべきか考えるのをやめて、とにかくつくりはじめよう。

05.
自分の作品を認める

「執筆しているときはいつも、腕も脚もない、クレヨンを口にくわえている人になったような気分だよ」 カート・ヴォネガット

誰もが素晴らしいアートをつくり上げ、素晴らしいアーティストになりたいと思っている。しかし同時に誰もが締切に追われ、納得のいく作品がつくれないでいる。

自分の作品に評価を下すのは、自然なことだ。そして、思ったほど素晴らしいものができなかったことや、上達していないことにガッカリすることもある。

でも大切なのは、そういう気持ちから書くのをやめてしまわないことだ。自分を認めてあげよう。失敗は笑い飛ばせばいい。自分が愛するものをつくり続けよう。

06.
つくったものは
人に見せる


「アイデアは人に見せよう。奪われることのリスクより、見てもらうことによるメリットのほうがずっと大きい」 マイク・トラップ

つくったものは公開しよう。最善の努力をしようと思うようになるし、さらに良いものをつくるためのフィードバックも得られる。そして、他の人との繋がりができると、自分がつくったものを大切にしようという気持ちも生まれる。

批判されたり、嫌われたりすることもあるだろう。

しかしほとんどの場合、あなたが信じるものと同じものを信じ、あなたが愛するものと同じものを愛する、たくさんの人たちと出会うことができる。

世界は素晴らしい作品を求めている。あなたにとって簡単なことでも、他の人にとっては素晴らしいことかもしれない。しかし人目に触れなければ、いつまでもわからないままなのだ。

才能を引き出す方法は、シンプルだ。手を動かし、完成させ、フィードバックを得て改善する方法を考え、そしてつくり続けること。これを10年繰り返すことだ。あるいは20年かもしれないし、30年かもしれない。それでも、つくり続ける者にしか、偉大な作品は訪れないのだ。Licensed material used with permission by Elite Daily

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