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吉田山田、音楽とアートを融合させたホールツアー初日公演が大盛況!

吉田山田がデビュー7周年を記念したホールツアーを9月22日(木・祝)福岡・ももちパレスよりスタートさせた。
9月22日@福岡・ももちパレス (okmusic UP's)
この日の公演は「〜福岡 クレイジーワンダーパレス〜」と題して、山田義孝(Vo)のライブペインティングをフューチャーした音楽とアートの融合をテーマに行なわれた。開場するとステージには横幅7mにも及ぶ巨大キャンバスが置かれており、その前には既に筆を持ちキャンバスに向かって絵を描いている山田の姿があった。クラシックのBGMに乗せて絵を描く様はまさに芸術家そのもの。入場をはじめた客席からも驚きの声があがると共に、その様子に思わず息を飲みながら見届けていた。

開演時間になると同時に暗転し、バンドメンバーが登場。つづいて吉田結威(Gt/Vo)が指を高らかとあげて登場し客席から大歓声が沸き起こる。始まりを告げる一曲目は「新しい世界へ」。今年初の47都道府県ツアーを行うという偉業を成し遂げた二人が新たに踏み出すのにふさわしい一曲だ。山田の「ハロー! 福岡!」の挨拶に手拍子にも拍車がかかる。

「福岡の皆さん! Over The Rainbowツアーへようこそ!」「ライブペイントは生き物ですからどんな絵ができるのか、最後の最後までよろしくお願いします!」と挨拶をし、「希望とキャンディ」「未来」と吉田山田の魅力であるメッセージ性の強い曲を届ける。「ここにお集まりの皆さん! 楽しむ準備はOK?」と煽り、「OK」のサビのフレーズに合わせて会場中がOKサインで応える。途中、山田がキャンバスへ向かい、赤い絵の具で中央に真っ赤な縁を描く。さらに手で絵の具を直接塗りたくり、真っ赤な太陽を描くパフォーマンスに会場も思わず湧き上がる。吉田のギターからシンプルに歌い出した「タイムマシン」でクールダウン。《タイムマシンに乗って あの日に戻れても きっと同じように 胸を焦がすだろう》…例え過去に戻ったとしても、離れてしまった今と同じ道を選んでしまうであろうという”キミ”への強い想い。先程描いたばかりの太陽が、まるで夕陽のように切ないラブソングを包み込む。

「ここにいる人達、来られなかった人の想いも受け止めて一曲聴いてください。」とスポットライトに照らされた二人は「約束のマーチ」を歌い始める。涙を流し聴く人もいる中で、二人は自分たちのファンへの感謝を込めて笑顔で歌い遂げる。その姿に会場中から大歓声が起こった。再び暗転した会場で歌う「ORION」には驚きの仕掛けが用意されていた。ブラックライトがキャンバスに照らされると、そこには見事な宇宙空間が浮かび上がり、太陽も見事な赤い輝きを放ち、幻想的な空間へと誘う。さらに、二人にもブラックライトが照らされ、白い衣装に宇宙人をイメージした光が浮かび上がり、この演出には会場からも思わず感嘆の声があがる。再び山田がキャンバスに描き始めると、緑、紫、赤、黄、桃、橙、黄緑と色とりどりにキャンバスに色をのせていく。さらに、吉田は激しいアップナンバー「全う」「フリージア」を一人で歌い上げ、山田は黒い絵の具で流れるように描きながらキャンバスと戦う。それぞれのパフォーマンスが会場の熱量を上げていくが、「二人で歌ってるものを一人で歌うとしんどい」「こんなにでっかいキャンバスで練習はできないので想像の5倍以上難しい…最初に考えてたのと全然ちがう」と思わず吐露し、会場の笑いを誘う。ここで47都道府県ツアーでも各地に届けてきた「ためいき」「母のうた」を披露し、それぞれの想いと重ね合わせて聴く会場の感涙を誘った。

「ここからもうひと盛り上がり行きたいんですけどいいですか!?」「行けんのかい!? 行けんの!?」と会場を囃し立て怒涛の後半戦へ。「YES」で「ももちパレス! 揺らせー!」と飛び跳ねると「てんてんてんて」では曲に合わせて激しく白い点を描きながらリズムを上げていく。吉田もキャンバス前へあがり、山田が差し出したマイクで歌う貴重なシーンも。止まらず「押し出せ」では会場が一体となり天へと手を押し上げ、「ガムシャランナー」では拳を突き上げながら「走れ! 走れ! 走れ!」と大合唱。盛り上がりが最高潮に達するところで、山田もキャンバスの完成へ向けてピンクの絵の具を手にする。描き終えたキャンバスにはこのツアーのテーマでもある”虹”を表す七色の下にタイトルの”パレス”が意味する”城”を描き上げた。途中、宇宙空間を見せる演出も交えながら一つのキャンバスで異なる表現を見せつけ、音楽との融合を見事に完成させた二人には大きな拍手が送られた。

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