遂に全米TOP10入り!J・ビーバーのヴォーカルの凄味を感じるDJスネイク「レット・ミー・ラブ・ユー」(Song Review)

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遂に全米TOP10入り!J・ビーバーのヴォーカルの凄味を感じるDJスネイク「レット・ミー・ラブ・ユー」(Song Review)

 8月27日付・米ビルボード・アルバム・チャートで8位にデビューを果たした、DJスネイクの実質上のデビュー・アルバム『アンコール』から、先行シングルとしてリリースされた「レット・ミー・ラブ・ユー」が、最新のソング・チャートで6位に浮上し、自己最高位を更新した。

 この曲は、ジャスティン・ビーバーをフィーチャリング・ゲストに迎えた、お得意のトロピカル・ハウスを起用したダンスチューンで、ジャスティンのヴォーカルが全面に活かされたキャッチーなサビが印象的な1曲。DJスネイクの出身であるフランスやドイツでは、先立ってNo.1を獲得している。

 制作は、DJスネイクとジャスティン・ビーバー、ニューヨーク出身の新人シンガーソングライター、アンドリュー・ワットと、ワン・ダイレクションやデミ・ロヴァートといった人気シンガーたちを手掛ける、アレクサンドラ“Ali Tamposi”が担当している。初週のデジタル・チャートでは113,000ダウンロードを記録し、No.1デビューを果たした。

 2015年、最高位4位をマークした、DJスネークの大ヒット曲「リーン・オン」と似た中毒性は、「NAH NAH NAH」と同じフレーズを繰り返すフックと、強烈なデジタル音が飛び交うインタールードにある。二番煎じといえばそれまでだが、ジャステインを起用することによって、「リーン・オン」とはまったく別物の楽曲に聴こえる。彼のヴォーカルは、どの曲も瞬時に自分色に染め上げてしまうから凄い。

 8月5日に公開されたリリック・ビデオは、1億回の視聴回数を突破し、大きくチャートのポイントに貢献している。16億視聴回数という、驚異的な数字を叩き出した「リーン・オン」のビデオに続き、この曲もミュージックビデオが完成すれば、リリック・ビデオ以上の視聴回数を期待できるだろう。

 DJスネイクのデビュー作『アンコール』からの次のシングルは決定していないが、アルバムには、その他にも人気ラッパー、トラヴィス・スコットが参加したヒップホップ・チューン「オー・ミー・オー・マイ」や、「リーン・オン」のパートナーとして相性の良さをみせた、スクリレックスとの共作「サハラ」など、シングル曲として候補に上がりそうな曲が待機している。

Text:本家一成

◎リリース情報
「レット・ミー・ラブ・ユー feat. ジャスティン・ビーバー」
DJスネイク
2016/8/5 RELEASE
デジタル配信
https://goo.gl/CfXvc5

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