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青空が灰色に見える…。産後うつで心身への『ホルモンバランスの影響力』を痛感

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青空が灰色に見える…。産後うつで心身への『ホルモンバランスの影響力』を痛感

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産後ママの5人に1人が経験すると言われる産後うつ。

しかし、周囲のママたちの声で感じることは、程度の差こそあれ、ほとんどのママが産後うつを経験しているのではないか、ということです。

原因として考えられるのは、

・産前産後のホルモンバランスの激変

・慢性的な寝不足

・慣れない育児の疲れ・不安

・夫や親の理解や協力が得られない

・孤独感

・赤ちゃんの泣き声

などでしょうか。

これらの原因の中で私が一番「なるほど!」と思ったのはホルモンバランス激変に関する部分です。 関連記事:「赤ちゃん泣いてますよ」「もう、行けません!」 初めての育児。産後鬱は他人ごとではなかった

私は第一子を出産してから約3ヵ月間、精神的、肉体的に辛くてまさに産後うつ状態でした。

特に、生後0か月で外出がままならない時期はほぼ毎日泣いていた記憶があります。

何でこんなに苦しいの

元気な赤ちゃんが生まれて幸せ絶頂なはずなのに

眠くて死にそう

誰か助けて

涙がとまらない

青空が灰色に見えるよ

産後に待っていたのは、予想もしなかった地獄の日々でした。

特に辛かったのは、ありえないレベルの情緒不安定。

まず、自分が泣いている理由が分からない。勝手に涙が後から後からあふれてくるのです。

どうして家族にイライラするのか、衝突を繰り返すのかも分からない。

苦しみの正体が分からないまま、マグマのように吹き上げてくる喜怒哀楽の波に来る日も来る日も翻弄されました。

『産後は急激なホルモンバランスの変化により産後うつが発症しやすい』

このことを、ずっと後になって知り、当時自分の置かれていた状況がやっと理解できました。

普段はあまり意識することがないホルモンバランスですが、私たちの感情はホルモンバランスの影響を色濃く受けています。そしてホルモンバランスは理性でコントロールすることは不可能なのです。

恐るべしホルモンバランス。

具体的に言うと妊娠中に大量に放出されていたエストロゲンとプロゲステロンが出産と共に激減し、代わりに子供を育てるためのプロラクチンが大量に放出され、さらに子宮を収縮させる別のホルモンも大量に放出される。

ともかく、出産前後の女性の体はホルモンのラッシュアワー。感情が安定するはずがないのです。

私自身はもともと生理が軽く、月経周期に伴う感情の起伏が少ないタイプ。 正直ナメてました。ホルモンバランスを。自然の摂理を。

妊娠出産を経験して初めて、自分の心身がホルモンバランスの絶対的支配下にあると実感しました。

また、ホルモンバランスの激変と平行して、赤ちゃんを命がけで守ろうという動物の本能が働くので非常に攻撃的になります。

当然、家族との喧嘩が絶えません。毎日のように泣いて怒って家族を困惑させ続けました。文字通り嵐のような日々です。 関連記事:ガルガル期、義母や実母の手伝いが”余計なお節介”に見えたら…その時夫と自分がすべきこと3つ

しかし、地獄の日々も赤ちゃんが成長し生後3ヵ月を迎える頃から、少しずつ少しずつ変わりはじめました。

・ホルモンバランスの変化に体が順応してきた

・以前より睡眠が取れるようになった

・育児に少し慣れてきた

・赤ちゃんの首が座って表情が豊かになってきた

このような状況の変化と共に、気付いたら自分に少しずつ笑顔が戻っていました。

赤ちゃんの顔をまともに見たのも、心から愛しいと思ったのも生後3か月を過ぎた頃からでした。

荒れ狂う私と向き合い、格闘しながらも支え続けてくれた夫に対してもやっと感謝の気持ちを伝えることができました。

そして。

青空はどこまでも青く澄んで見えました。

子育てをしていると、どんなに辛くてもじっと踏みとどまって嵐が過ぎ去るのを待つしかない、という局面があります。

『待つ』ということは本当につらく難しいことです。

それでも、嵐の後には頭上に広々とした青空が広がっています。産後うつを経て少しだけ強いママになれたのかな、と思います。

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著者:m.k.

年齢:42歳

子どもの年齢:7歳10か月と1歳半

7歳女の子と1歳男の子のママです。趣味は料理とお絵かきと読書です。息子のような夫がいます。夫の影響でSOULやFUNK、JAZZなどの音楽を好んで聴きます。毎日、ドタバタとにぎやかに暮らしています。子供たちと過ごす、かけがえのない毎日を愛しています。どうぞよろしくお願い致します。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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