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コダックのフィルムカメラの買取価格は?歴史を振り返る

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コダックは、古くからフィルムと共にカメラも製造販売していました。初期の頃からフィルムもカメラも試行錯誤を繰り返したため、全体として多種多様なものとなりました。しかしその後、徐々にフィルムサイズが自然淘汰され、今も使われる135フィルムや120フィルム、途中で消えた620フィルムや127フィルム(ベスト判)に収束し、カメラもこれらのフィルムを使ったものが中心になります。

撮影可能なものでないと、やはり人気がありません。今回はコダックのフィルムカメラについて、歴史や買取情報をまとめました。

コダックのフィルムカメラって?

出典:コダック

コダックとは?

正式名称がイーストマン・コダックであるコダックは、アメリカ合衆国に本拠を置く世界最大の写真用品メーカーです。世界ではじめてカラーフィルムやデジタルカメラを発売したことでも知られており、映画用のフィルム事業も行っています。映画好きとしては、コダックのSuper 8 Cameraの製作に多くの超有名ハリウッド監督が支援したというのも記憶に新しいですよね。

コダックの倒産

フィルムに注力していたコダックはしかし、デジタルカメラ時代の到来とともに徐々に弱体化し、とうとう2012年に本国アメリカにおいて倒産してしまいました。今日、コダックのフィルムカメラとして買取対象になるのは、主に135フィルムを使用したカメラです。コダックのフィルムカメラには独特の雰囲気のあり、クラッシックカメラファンには今なお支持され続けています。

コダックフィルムカメラの基本仕様と型式・モデルについて

出典:wikipedia

コダックの歴史

コダックの歴史は、1880年にニューヨークで写真乾板の商業生産をスタートさせたことから始まります。最初のカメラ製品は、1988年に発売した世界初のロールフィルム使用カメラとなった「No.1コダック」でした。その後、様々な規格のフィルムを発売すると共に、そのフィルム対応のカメラも発売します。コダックの営業方針はフィルムの製造販売が基本であり、カメラはフィルムの消費を拡大させるための道具でした。そのため、コダックのカメラは構造が単純で安価に販売でき、大衆的であることを特徴とします。しかし、一部ですが、複雑で高級なカメラも開発しています。

フィルムカメラの有名製品

コダックフィルムカメラで有名な製品を列挙すると、主に120フィルムを用いる大衆向けの「ブローニー」シリーズ、135フィルムを使用するレンズ固定式の「レチナ」、135フィルムを使用するレンズ交換式の距離計連動高級カメラ「エクトラ」、127フイルムを用いるポケットに入る簡便なカメラ「ベストポケットコダック」があります。

実用可能なコダックカメラは?

このうち、今日でも実用になり得るのはレチナで、レチナIIICに人気があります。エクトラは、複雑過ぎて故障しやすいとされ、さすがに今日では実用に向かずコレクターズアイテムとなっています。ベストポケットコダックは、そのシリーズの中の単玉レンズ付きが日本で好まれ、ソフトフォーカスの写真を写すため「フード外し」により、盛んに使われたことがあります。しかし、127フイルムの製造停止以降、そのままでは使用できなくなりました。

コダックのフィルムカメラの買取価格について

コダックのフィルムカメラの買取価格を調査しましたが、残念ながら買取価格を公開している買取店を見つけることができませんでした。しかし、ブローニーもレチナもフィルムは現行で販売されていることからも、需要がなくなったわけではないことが分かります。

コダックのフィルムカメラは、歴史が古いだけにその種類が極めて多く、骨董品レベルから実用品レベルのものまで幅広く存在しています。その全部を紹介することは不可能ですので、比較的人気があって、クラッシックカメラでありながら実用にもなるカメラを取り上げ、その魅力や市場評価などについて紹介していきます。

レチナシリーズ

レチナシリーズは、135フイルムを使用するスプリングカメラと呼ばれるタイプのカメラで、蛇腹装置が組み込まれていて、スプリングとマジックハンド機構によってレンズが飛び出す仕組みです。レンズを覆うフタは、蝶番で本体と連結されています。

レチナには、I型、II型、III型の3種類があり、I型は簡単なファインダーはあるものの距離計はなく、II型は連動距離計が組み込まれ、III型はさらに露出計も組み込まれます。レチナには様々なバリエーションがあり、稀少モデルも含まれています。II型もしくはIII型が実用的で、中古市場でも見掛けることが多いです。機種や保存状態にもよりますが、目安としての買取相場は1万円から2万円前後でしょう。

またヤクオフ!では、レチナの完動美品が最高38,000円で落札されていることからも、ニーズは確かにあるようです。

シグネット35

シグネット35も比較的見掛けるコダックのクラシックカメラです。コンパクトにまとめられた形の美しい距離計連動カメラで、レンズの描写力にも定評があります。レチナのような蛇腹式ではなく、全金属製です。シグネット35の目安となる買取相場は、1万円前後でしょう。なお、それぞれのカメラの買取価格は装着レンズの違いや保存状態などで大きく異なり、買取店によってもかなり違ってきます。

まとめ

コダックのフィルムカメラの種類は細かく分けると膨大ですから、手持ちのコダックカメラの市場相場を知りたい時には、小まめにネット情報を調べるしかありません。コダックカメラは、全般的に安価な大衆的なカメラが多いのですが、独創的で魅力的なカメラも意外に多く、人気のあるカメラも少なくありません。

クラッシックカメラとして人気に定評のあるカメラは、欲しくなるような機能や外観をしていて、市場相場も高値安定しています。持ち余しているコダックのフィルムカメラがあるなら、ぜひ買取を検討してみてください。

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