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トヨタ&BMW、共同開発スポーツの真相

▲トヨタとBMWによる共同開発スポーツの後ろ姿。ダックテール状に成型されるリアデッキには、昇降式スポイラーが内蔵される可能性もある。パコダルーフが採用され、空力特性も配慮される

▲トヨタとBMWによる共同開発スポーツの後ろ姿。ダックテール状に成型されるリアデッキには、昇降式スポイラーが内蔵される可能性もある。パコダルーフが採用され、空力特性も配慮される

エンジンはBMWが担当、ハイブリッドは用意されず

スープラの再来とも例えられて、世間の期待が高まっている、トヨタとBMWの共同開発スポーツ。まだ一進一退が繰り返されていて、不確定要素も多いが、決まりつつあるスペックや、断片的な情報をつかむことができた。

共同開発のプロジェクトが立ち上がって、トヨタ、BMWの両社でどんな協業や役割分担ができるか検討されていた段階では、トヨタはハイブリッド技術を持ち寄ることを提示していた。だが、その後も検討が重ねられた結果、パワートレインはBMWが手掛けることになった。そのため、ハイブリッド技術は搭載されず、ガソリン車だけがラインナップされる。

▲パワートレインにはBMWが採用している、新世代ユニットのリファイン版が用いられる

▲パワートレインにはBMWが採用している、新世代ユニットのリファイン版が用いられる

直4搭載車で16km/Lを超えるカタログ燃費を実現

用いられるユニットは、BMWの2L直4ターボと、3Lの直6ターボの2タイプ。それぞれのエンジンを詳細に見ていくと、2L直4ターボには、最高出力200ps/最大トルク32.6kg−mと、同258ps/40.8kg−mの2種類が用意され、仕様に応じて使い分けられる。目標燃費は16.5km/L、車重は1350kg。

参考までに現行BMW Z4にラインナップされる同型ユニット搭載車は、性能スペックは、同184ps/27.5kg−m、JC08モードが13.4km/L、車重は1500kgだから、共同開発スポーツがいかに軽量かつパワフルに仕上げられるかが、よくわかる。

フラッグシップに位置づけられる、3L直6ターボは同340ps/51.5kg−mを発生。1450kgの車重と相まって、力強い走りが堪能できるに違いない。燃費の目標値は14.5km/Lが掲げられている。カーボン素材が多様されることで、車重は1450kgを達成する予定で、十分すぎるパフォーマンスを秘めるに違いない。

トランスミッションは、全車8速ATになる見込みだ。現行BMW Z4に搭載されているツインクラッチミッションの採用は見送られる公算が大きい。

▲バンパーに設けられる3分割インテークと、LEDヘッドランプが目を引くフロントマスクが特徴的なスープラ後継スポーツ。ボンネットフードの下には、BMWのターボエンジンが縦置きに搭載される

▲バンパーに設けられる3分割インテークと、LEDヘッドランプが目を引くフロントマスクが特徴的なスープラ後継スポーツ。ボンネットフードの下には、BMWのターボエンジンが縦置きに搭載される

伝統的なクーペルックを採用

共同開発スポーツのコンセプトモデルともいえるFT-1が初めて披露されたのは、2014年1月のデトロイトショー。量産モデルがスポーツカー然としたクーペシルエットを受け継ぐのは当然だが、顔つきをはじめ、FT-1からディテールが大きく異なっていることがわかった。

▲2014年のデトロイトショーに参考出品されたデザインスタディのFT-1。日産 GT-Rと真っ向対決できそうなヘビー級スポーツを連想させる仕上がりだったが、市販時にはコンパクトなサイズとなりそうだ
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