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【ICT×MUSIC #7】 iPhoneでネットにはまり、15歳でニコ動に投稿した「DAOKO」のニコ動発、メジャーデビューのストーリー

こんにちは、J-WAVEの小松です! インターネットや通信と音楽の新しい可能性を探る連載企画「ICT×MUSIC」。第7回は、ミレニアル世代を代表する現在19歳の女性ラップシンガー、DAOKOをピックアップ。気になるデジタル事情を探ったインタビューも必読です!

1997年生まれのデジタルネイティブ世代が奏でるサウンド

さて、”ゆとり”だなんだと言われるようになって早何年。今年はとうとうドラマでも取り上げられ話題となりましたが、ゆとり世代ブームはピークな雰囲気。◯◯世代や、◯◯女、◯◯オタのように何なんでも括ってしまうのはあまり好きではないですが、みなさんは”ミレニアル世代“をご存知でしょうか? 極めて若いうちからインターネットに慣れ親しみ、SNSなどを利用した情報の収集・発信を得意とする、いわゆるデジタルネイティブと呼ばれる世代です。これまでに当連載で取り上げてきた岡崎体育Uruぼくのりりっくのぼうよみもこの世代です。そして、今回ピックアップするDAOKOもまさに”ミレニアルアーティスト”。

まずは、昨年3月の高校卒業と同時にメジャーデビューを果たした1stアルバム『DAOKO』の1曲、「水星」をお聴きください。こちらもまたミレニアル世代を代表するトラックメイカー、tofubeatsの代表曲のリアレンジとして大きな話題となり、J-WAVEでもよくオンエアされました。

気鋭のトラックメイカーたちと制作した、懐かしくも新しいキラキラしたビートに合わせたアンニュイなラップが特徴的で、一度聴いたら頭から離れなくなる、DAOKOというジャンルがあるんじゃないかというほど特徴的なサウンド。「水星」のMVのオープニングには、ひとり暗い部屋でパソコンに向かう少女が登場しますが、まさに実生活を映し出しているんじゃないかという印象を感じさせます。そんな、どこか気怠そうな雰囲気を持つDAOKOのミレニアル世代を象徴するような経歴をひも解いていきましょう。

中学3年生でニコ動に投稿し、瞬く間に注目を集める

1997年東京生まれ。15歳でニコニコ動画に投稿した楽曲をきっかけに音楽制作を開始し、16歳のときにはm-floと一緒に楽曲「IRONY」を発表。2014年には中島哲也監督の映画『渇き。』にて「Fog」が挿入歌に。さらに、同年、庵野秀明率いるスタジオカラーによる短編映像シリーズ、日本アニメ(ーター)見本市の作品にて音楽プロデューサー、TeddyLoidと音楽を担当し、世界各国から注目を集める。

うーーん、すごい!!! 中学生のときにインターネットにハマり、自身のラップをニコニコ動画に投稿したことをきっかけに、2015年にはメジャーデビューまで辿りついてしまった・・・・・・。これまた興味を惹かれたのが、インディーズ時代から一貫しての顔出しNG! えっ、なんで!!! となるわけですが、高校生ということでいろいろな事情があったようです。そして待ちに待った2015年10月リリースの1stシングル「ShibuyaK」のMVにて初の顔出し! 目鼻立ちのくっきりした美少女、歳の割にオトナっぽい……と男目線はこれぐらいにして、楽曲はというとDAOKO節はそのままに、アッパーな1曲。顔出しとともにこれまでとは印象が違って聴こえ&見えます。こちらもJ-WAVEでたくさんオンエアされたので聴いた方も多いと信じていますが、まだの方はぜひこちらも。

ニューシングルを経て、また新たなステージへ

先日9月14日には、これまでとは違ったDAOKO節が炸裂している2ndシングル「もしも僕らがGAME の主役で / ダイスキ with TeddyLoid / BANG!」をリリースし、同作を引っさげてのツアー「DAOKO 2016″青色主義”TOUR」の真っただ中! 見た目はまだ10代の少女ながらも、まさにアーティストとしてその才能を遺憾なく発揮しています。ミレニアルな一面とともに、ぜひとも彼女の魅力に引き込まれてください!!

DAOKOにT&S編集部が特別インタビュー!

インターネットとの出合い

――DAOKOさんがインターネットと出合ったのはいつごろですか?

「小学校4年生ぐらいのときかな。家にあったパソコンに興味があって、教えてもらった感じでした。キーボードの打ち方とかも。最初はポケモン交換掲示板を見たり、好きだったゲーム絡みのサイトを見たりしていました。ほかには、面白フラッシュサイトが学校でちょっと流行っていて、ときどき見ていたくらいで。あとは、そのあとニコニコ動画も出てきて、なんだこれは! と思って興味津々でしたね」

――携帯電話を初めて持ったのはいつごろですか?

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