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【BETヒップホップ・アワード】警官の残忍行為への意見飛び交う

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 【第11回 BETヒップホップ・アワード】が9月17日にコブ・エナジー・パフォーミング・アーツ・センターで行われ、スヌープ・ドッグが“I Am Hip Hop”賞を受賞したほか、登壇した黒人アーティスト達が昨今の警官による残忍行為に対する考えを述べた。

 本物のラップフロウと伝わりやすいキャラクターとともに“多くの人の心に届ける道を切り開いた”と、ケンドリック・ラマーから紹介を受けたスヌープ・ドッグ。受賞スピーチでは、音楽活動を始めたころは誤解されていると感じていたといい、リスナーに心地良い音楽を作ったと明らかにした。

 そのラマーは自身も“Lyricist of the Year”を受賞したものの、スヌープ・ドッグへの賛辞を続けた。加えて、音楽は人々を結びつける最良の方法だとし、このショーを企画したBET(ブラック・エンターテインメント・テレビジョン)に感謝の意を表した。

 また、ファット・ジョーとレミー・マーは「オール・ザ・ウェイ・アップ」で“Track of the Year”を、DJキャレドは“Hustler of the Year”をそれぞれ受賞。“Best New Hip-Hop Artist”はチャンス・ザ・ラッパーに贈られたが、本人は欠席していた。デザイナーによる「ティミー・ターナー」でショーの幕を閉じた。

 なお、T.I.ほか数人はアフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為について熱のこもった意見を述べた。

 全身黒ずくめのT.I.は、同様に暗めの服を着て“Black Lives Matter(黒人の命だって大切)”を掲げる人々を前に、政治色の強い「ウィ・ウィル・ノット」をステージ上で披露。Sandra BlandやPhilando Castileなど、非武装の黒人たちが警察官に射殺された一連の事件を受けてこの曲を書くことにしたと話した。

 一方、Big K.R.I.T.とクリスチャン・ラッパーのレクレーは、自身のポエムで同問題に対する思いを伝えたほか、ラジオ司会者のスウェイ・キャロウェイはキャレドと並んで「我々は戦争状態にある」とコメント。俳優のシャメイク・ムーアは人々に投票するよう呼び掛けた。

 T.I.は自身のパフォーマンスの最後、黒人は団結すべきだとし「彼らは俺たちみんなを殺すことはできない」と付け加えた。

 5月にインディアナ州テレホートにある連邦矯正施設を出たグッチ・メインは、「First Day Out」ほか4曲を披露した。彼はアトランタのナイトクラブでファンに暴行を加えた服罪で3年の刑期を務めていた。

 初めてホストを務めたDJキャレドは、ソウルシンガーのベティ・ライトやゴールドの衣装をまとった聖歌隊とともに「Holy Key」を歌った。

 ドレイクは14部門ノミネートされており、3年連続最多ノミネーションを飾っていた。

 同イベントの模様は10月4日にBETで放送される。

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