パフェと懐石料理は似ている!?

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パフェと懐石料理は似ている!?
J-WAVE金曜16時30分からの番組「GOLD RUSH」(ナビゲーター:渡部建)のワンコーナー「haletto GIRL’S INFO COUNTER」。9月16日のオンエアでは、この秋オススメのパフェを『東京パフェ学』の著者でパフェ評論家の斧屋さんに伺いました。

斧屋さんは、雑誌『装苑』などにパフェについてのコラムを執筆しており、2015年は年間365食のパフェを食べ、ブログでも独自の視点でパフェのレポートを書いています。ちなみに、漫画家・エッセイストの能町みね子さんの実の弟だとか!

オススメのパフェを聞く前に、渡部から「パフェの定義とは?」と素朴な質問が。しかし、パフェは発祥もハッキリしておらず、誰かが「これがパフェだ」と決めてもいないので、定義というものはないそうです。“パフェ”と“サンデー”は、なんとなく違うイメージはありますが、斧屋さんいわく「お店によって名付け方はまちまち」だそうで、特にルールはないそうですが「幅の広さも魅力の一つ」とのことです。

では、斧屋さんはなぜここまでパフェにハマったのでしょうか。「五感で楽しめる」と答える斧屋さんですが、どういうことかというと「まず、見て美しい。そして味、香り、サクサクすると耳でも楽しむことができ、舌触りと食感が楽しめるんです」と説明してくれました。

そしてパフェは「流れがあるっていうのがすごく特徴的」とのこと。「普通、上から食べていくじゃないですか。順番がある食べ物って面白いと思いませんか? 無理やり混ぜ返していかない限り、作り手の意図の通りに食べさせることができるので、ちょっと物語っぽくなっていくんです。コース料理がひとかたまりになったようなイメージと捉えてもいい」と斧屋さんが続けると、渡部も「ある意味、強制的な流れですもんね…懐石料理に近いですよね」と感心していました。

ここで斧屋さんがオススメする秋の味覚パフェを教えていただきました。

まずは、西葛西にある「FOUR SEASONS CAFE」の「ナガノパープルのパフェ」。ナガノパープルは長野県で生産されている巨峰のブランドですが、斧屋さんいわく「ブドウって、丸々した果肉を口の中で破裂させると果汁がジュワッと出てきて、濃密な甘みが口の中を駆け巡るんですけど、ナガノパープルはその甘みがいいんですよね…」とのこと。こちらは9月いっぱいのメニューだそうです。

次に紹介してくれたのは、浅草「フルーツパーラーゴトー」の「東京荘埜園産の白イチジク(バナーネ)のパフェ」。イチジクの味わいを「じんわり…“じんみり”した感じで、生々しかったり色っぽさがあったりする、ちょうどいい感じの果物でして」と表現する斧屋さん。そして食感も良く、とてもおいしいパフェなのだとか。収穫の関係上、天候によってお店に出ない日もあるそうですが、10月上旬〜中旬くらいまで、楽しむことができるそう。

パフェについて熱く語ってくれた斧屋さんに「イケてるパフェとダメなパフェの違い」を聞いてみると「いろんなパフェがあって、いろんな良さがあるんですけども…」と前置きしながら「そのパフェに愛があるか、それとも予算とかお金的なことが見えてしまうか。それがかなりポイント」と答える斧屋さん。これを聞き「食べ終わったときに愛を感じたらいいと…ちょっと食べ方が上級者ですね(笑)」と笑いながらも感心する渡部でした。

【関連サイト】
「GOLD RUSH」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

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