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気づかなかった脇のしこり…小林麻央さんが医師に勧められた生検とは?

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2016年9月14日(水)から15日(木)に更新された乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さんのブログでは、脇のしこり、生検のことについて語られておりました。

ここで「生検」といった言葉を初めて聞いたかたも多いかと思いますが、乳がん発見のためには欠かせない検査となっております。

そこで今回は「脇のしこりと生検」について、医師に解説をしていただきました。

がん細胞の有無を調べる方法

生検

医師がその腫瘍ががん、つまり悪性腫瘍であると診断するためには、がん細胞を直接確認する必要があります。

そのために行われるのが生検であり、しこりのある部位などを直接メスを用いたり、針を刺したりして組織をとってきて調べることになります。

細胞診

細胞診とは、その方から採取した検体、例えば痰であるとか、尿などの中にがん細胞があるかどうかを顕微鏡で見て調べる検査です。

生検の種類

経皮的生検(針生検)

身体の表面から目的の臓器に針を刺して組織を採取する方法です。外から見えない場所にあるときはエコーなどで位置を確認しながら慎重に行います。

内視鏡下生検

胃カメラ、大腸カメラなど、内視鏡検査を行った際に、内視鏡の先に鋭利な器具を付けて病変部位の組織を採取する方法をいいます。胃のポリープなどの際に行われることがありますね。

外科的生検

手術と同じような形で、実際にお腹や胸などを開けて行う生検です。これ以外の方法で採取が難しい時や、がんである可能性が濃厚であり、がんの手術を兼ねて行う場合などに選択されることがあります。

小林麻央さんのブログから考察する生検の検査

ブログの内容からは、今回の小林さんの生検は経皮的生検(針生検)であった可能性が高いと考えられますね。

生検のリスク

生検に伴うリスクとしては、感染やその部分の痛み、神経の損傷などが挙げられます。

小林麻央に発症した脇のしこり

考えられる原因

何らかの原因によるリンパ節の腫れや、粉瘤、毛嚢炎、それから副乳などがある場合もあります。

また、わきの下と呼ぶか、呼ばないかぎりぎりのところでは乳腺の腫瘍がしこりとして感じられることもあります。

しこりができる場所

腕の付け根、わきの下のへこんだ部分などにできる場合がありますね。

表面

皮膚を押した時の痛みの有無や、どのくらい皮膚から奥まったところにあるか、表面に発赤などの変化がないかを確認します。

大きさ、触感

大きさはもちろん、硬さはどうか、可動性や弾力性なども確認していきます。

注意が必要なしこり

乳腺の部位にあったり、皮膚の奥の方にあって痛みなどがなくゴロゴロした感じで触れるリンパ節は悪性腫瘍に関連したものの可能性がありますので、特に注意が必要です。

乳がんの転移


乳がんの転移は、骨、肺や肝臓、脳などに起こりやすいことが知られています。

乳がんが発覚したときの治療

腫瘍の大きさや転移の有無など諸条件によって異なりますが、まず可能であれば基本的に手術療法が選択されることになります。その他、放射線や薬物療法もおこなわれます。 

(監修:Doctors Me 医師)

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