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町全体が古民家ホテル? “NIPPONIA”とは

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J-WAVE金曜朝6時からの番組「〜JK RADIO〜TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「antenna* THE HIDDEN STORY〜CURATING@NOW〜」。9月16日のオンエアでは、日本全国の歴史的な建造物をリノベーションし、飲食施設や宿泊施設として地域を活性化させようというプロジェクト“NIPPONIA”の仕掛け人にお話を伺いました。

お話を聞いたのは、“NIPPONIA”を手がけるバリューマネジメント株式会社のチョウ・テヨンさん。まずはプロジェクトのきっかけについて教えていただきました。

地域創生・地域再生ということを取り組んでいる企業の多くは“大きなイベントを行って集客を上げる”という考えが多いそうですが「私どもは365日、中長期的、長期的にそこに人が集う仕組み、仕掛けを作っていきたい、というのがそもそもの発想です」と話すチョウさん。

そこで、日本全国におよそ30万軒も残っているという“古民家”に注目し、古民家や歴史的建造物を活用して観光地化することにより「集客を図って地域創生につなげていけないか」と考えたことがプロジェクトの始まりだったそうです。

そうして2013年に“NIPPONIA”が最初に取り組んだのが、「天空の城」としても知られる竹田城がある町の建物。続いて同じく兵庫県の、篠山市に着手し、「城下町全体をホテルに見立てよう」というこのプロジェクトから、町に残るいくつかの古民家をリノベーションし、宿泊棟として運営する“篠山城下町ホテルNIPPONIA”が動き始めたそうです。

ここに到着してからの流れは…

・まず、フロントのある棟でチェックイン
・その後、宿泊棟に向かう
・夕食時・朝食時はスタッフが送迎車でお迎え

…と、一泊するだけでも町を楽しめるケアと心配りがされているのだとか。

しかし、実はゼロから建物を造るよりも古民家をリノベーションするほうが難しく、コストがかかるそう。「今、同じものを作れる職人さんがいない」という理由もあるそうですが、リノベーションにはチョウさんのこだわりもあるそうです。

「私どものリノベーション・コンセプトは、『その建物が一番輝いていた時代に戻す』という考えなのです。ビカビカの現代風にアレンジしてしまうのではなくて…

例えば扉の隙間はそのまま残しています。ちょっとした隙間風も感じていただきたいですし、あえて防音していませんので、町で繰り広げられている会話が聞こえてきたり、雨音が聞こえてきたり、そういった町の自然の音も楽しんでいただきたいなぁと。

皆さまに日本の“古き良き”を今一度、再認識・再確認いただきたいなとも思いますし、何か今の現代の日本に失われかけたものを、我々のNIPPONIAの各地域で取り戻していただければな、と思います」

実りの秋、そしてこれから連休の続くこの季節。少し足を伸ばして、兵庫県の“NIPPONIA”を感じてみるのも素敵かもしれませんね。

【関連サイト】
「〜JK RADIO〜TOKYO UNITED」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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