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学生最後の休み、初めてのクルーズ旅が僕らをちょっぴり大人にさせた

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大学最後の長期休み。同じサークルに所属していた私・春華(はるか)と愛(あい)、絢斗(けんと)と翔平(しょうへい)は、一緒に授業を受けるのはもちろん、お昼も一緒に食べる仲。

もうすぐ大学を卒業して社会人を迎える私たちは、卒業旅行の計画を立てていた。学生だからそこまで大きなお金を持っているわけではないので、予算は10万円。この額で満喫するなら東南アジアが無難ではないか、という話になっていた。

 

1、卒業旅行で「クルーズ」って新しいかも(春華)

photo by shutterstock

「私、アジアはちょっと飽きちゃったかも」

そういうのは、この4人の中で一番アジアを旅している愛。座学の講座が苦手で授業中もよく眠っていて、よくノートを貸してと頼まれる。

 

「確かに学生の今しか行けへん旅がしたいな」

唯一の関西出身の絢斗は、なんと世界一周経験者。せっかく東南アジアにまとまりかけたのに、なんでそういうこと言うのかな…。じゃあ他の案も出してほしいな…なんて思っていると、翔平が口を開いた。

 

船で離島を回るっていうのはどう?それなら、愛も絢斗も経験ないでしょ」

実は絢斗よりも長い期間世界一周の旅に出ていて、渡航国数が一番多いのが翔平。ちょっとぶっきらぼうに見えるけど周りのことをしっかり見ていて、私はそんな翔平にちょっと惹かれてる。

photo by pixta

「これなら豪華なクルーズ船で4つの島を周れて、しかも予算内の6万円ちょっと。1カ国だけ行くより、どうせなら何箇所か行った方がお得だよね」

ほら、と言って翔平がチラシを見せてくる。シンガポール発着の東南アジア満喫クルーズ…確かに4つの島をクルーズで周るなんて、なかなか聞いたことがないし興味が湧いてくる。

 

「これ今なら2017年と2018年の就航クルーズなら、30%オフになるんや!めちゃめちゃ俺らにぴったりやん」
「確かに〜!アジアの島も行きたいと思ってたんだよね」

一気にテンションが上がってしまった私たちは、そのクルーズを申し込む。写真を見る限り船も豪華そうだし、何より翔平と一緒に旅行に行けることが楽しみすぎる。

そして、その場でシンガポール行きの航空券を取った。

 

2、シンガポールから出発(絢斗)

photo by shutterstock

卒業旅行でアジアか〜めっちゃ普通やな、っていうのが正直な感想だった。世界一周の時にもアジアは旅しているし、そこらへんの学生と同じように「ただ観光地を巡る旅」みたいのは、つまらないという印象。

でも翔平の提案のおかげで、なんと学生の俺らがクルーズ船で旅をすることに。何より愛が楽しそうにはしゃいでいたので、その様子を見てどこか安心していた。

 

「え、俺らこれ乗るん…」

photo by ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

正直、学生が乗るような船の雰囲気ではない。船に乗っているだけで移動が楽にできて、船内にもアクティビティがたくさんあるなんて…経験したことのない違う世界を体験できるかも。しかも、こんなに長くみんなで旅行ができることは、これから先ないかもしれん。

「この船に30%割引の6万円台で乗れるなんて、すごいな…」

自分から提案していた翔平も、船を目の当たりにして目を丸くしている。

「ほな今しか行けへんし、行こか!」

俺ら4人は初めてのクルーズ船に乗り込んだ。船旅なんて想像もつかなかったけど、まず船の豪華さにあっけにとられてる。

アジアのクルーズでは最大級の大きさで、乗客定員数はなんと3,000人を超えるそう。14階建てで、全長はなんと310m。確か、東京タワーの高さが333mだったよな…。

 

3、アジアのクルーズ最大級!食事も大満足(愛)

photo by ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

私は大の旅好きで、その中でもダントツで東南アジアが大好き。いつも貧乏旅しかしないから、こんなカフェやバー、ショップなどがたくさん並んでいる設備にびっくりだった。

photo by ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

しかも、旅で重要になる部屋も立派!私達女子はちょっとだけ贅沢をしてバルコニーの部屋にした。
船内の様子も、いろいろ見に行ってみようかな。

photo by ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

船の上なのにスポーツ施設があるなんて。バスケットコートや卓球台はだれでも気軽に使えるし、ロッククライミングなんて日本でもしたことがなかったのにまさか海の上でできるなんて思ってもみなかった!この上から海を眺めたら絶景なんだろうなあ…。

photo by ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

プールもあるから船上でも、日差しを浴びながら広々としたプールで楽しめるね♪

photo by ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

サラダに肉や海鮮、デザートまで超豪華料理勢揃い。しかもコース料理なのにおかわりや追加の注文も無料なのだから、疑いたくもなる。

photo by ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

この船は食事のスケールもすごかった。まず驚きなのが、船内での食事は全て無料!ビュッフェレストランで世界の料理を好きなだけ楽しむこともできるし、メインダイニングに行けばコース料理が注文できるらしい。

「これ、本当に無料なんだよね…」

photo by ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

そして夜は、アイススケートリンクショーを見に行くことに。実は船内にスケートリンクがあるのは、世界で唯一この船会社なのだそう。

ショーはまさに圧巻の一言!まさか船の上でスケートを見るなんて思ってなかったから、ショーに見入ってた。ショーの時間以外は、アイススケートを楽しむこともできるみたい♪さらに、ドリームワークスのパレードもあって、あっという間の大忙しの1日になった。

明日は楽しみのひとつの島めぐり!

 

 

4、ペナン島・ジョージタウンでアートが超おしゃれ(翔平)

photo by pixta

photo by Jan

「翔平!すごくおしゃれな壁があるよ〜!」

まるで初めての旅行みたいにはしゃぐ春華。実はこの4人の中で、一番旅慣れしていないのが春華だった。今まで行ったことがあるのは韓国と台湾。そんな春華が俺らと旅をして大丈夫かな…という不安から、比較的きれいで初心者でも楽しめそうなクルーズを選んだ。

「春華そこ立ってみて。写真撮ってあげるよ」

ペナン島のジョージタウンにあるウォールアートは、まさにインスタジェニックな場所。普段からインスタにおしゃれな写真を載せている春華には、ぴったりのスポットなはずだ。

 

「おい、2人でいちゃこいてんなよ〜!俺らも入ろうや」

そういって、絢斗と愛が追いかけてきた。いちゃこいてるってなんだよ、そんな風に見えてたのか?そう思ったら、途端に顔が熱くなってきた。

 

5、プーケット島の夕日が絶景すぎる(絢斗)

photo by shutterstock

「プーケットといえば、夕日は欠かせないよね!」

一番旅に慣れていない春華は、事前に調べておかないと不安になるタイプ。今回の旅行でも、行く先々のことを丹念に調べ上げていた。

「俺、ちょっと頭痛いから。みんなで夕日見て楽しんできて」

突然翔平がそう言って、俺らと反対方向に歩き出してしまった。すると、俺が声をかけるよりも早く春華が反応する。

「え、翔平大丈夫?」

 

反射的に翔平を追いかけていく春華。…あれ、また俺と愛の2人きり。翔平のことを心配しつつ、俺、内心喜んじゃってるよ。

「私さあ…」

うつむいたまま、小声で話し始めた愛に耳を傾ける。

「翔平のことが好きだったんだよね」

photo by shutterstock

驚きのあまり愛の方に顔を向けるも、愛はうつむいたまま。俺の心臓が愛に聞こえるんじゃないかってくらい、動揺してバクバク音を立てているのがわかる。愛が翔平のことを…?確かに仲はいいけど兄弟みたいな様子だったから、想像もしていなかった。

「でもね…」

心臓のドキドキが止まらないまま、愛は話を続ける。

「それはもう、昔のことなの。春華が翔平のこと好きなのバレバレだし、多分翔平も春華のことを気にしてる。だから2人を応援するって決めたんだ」

笑いながら話す愛の表情は、俺からは見えない。

「愛、こっち向いて」

俺がそう言ってから20秒くらい経ってから、ゆっくりと俺に顔を向けた。今にも泣き出しそうな愛の顔を見たら、俺の口が勝手に開いた。

photo by shutterstock

「俺は愛のことが好きやで」

泣きそうだった愛の顔が、一瞬にして驚きの表情に変わる。今、絶対俺の方見てほしくないわ。今度は俺が泣きそうになってしまってる。やっぱり俺ダサすぎや。

 

6、豪華プールも!アクティビティを満喫して帰路へ(愛)

プーケット島に滞在するのは2日間。私たちはこの日、クルーズの中のアクティビティを満喫しようという話になった。昨日の翔平のことを考えたら全然寝られなかったし、ちょうど良かったかも。

photo by ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

まずルームサービスでのんびり朝ごはん。こちらも、もちろん無料♪

photo by ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

そのあとはプールデッキで映画を楽しんだり、プールバーでくつろいでリゾート気分を満喫した。普通の旅でこんな経験絶対できないもんなぁ。

学生の卒業旅行でこんな経験ができるなんて、こんな贅沢な旅はそんなにないと思う。

photo by ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

夜には船の中でパーティーが開催!いろんな国の人が集まって、知らない言語の言葉も隣から聞こえてくる。音楽に合わせてみんなが歌って踊って、私たちのテンションも最高潮に!

昨日は失恋のことをちょっと思い出しちゃったけど、今はもう完全に吹っ切れた。今度は、絢斗とちゃんと向き合わなきゃ…。

 

楽しかった船旅も終わり、最初に出発したシンガポールへ。やっぱり情報通の春華は、ここシンガポールでやりたいこともチェック済み。

「今日はワンダー・フルっていうショーを観に行きまーす!」

告白のことなど気にしていないように、いつも通りに振る舞う絢斗。でも、ちょっと気にしているのも伝わってくる。私は勇気を出して翔平を誘い、2人でショーを見ることになった。

photo by PROaotaro

マリーナベイサンズをバックに繰り広げられるショーは、今まで日本で見たものとは桁違いだった。噴水のように水が沸き上がり、カラフルな光が照らされて周りの観光客が驚きの声を上げている。

チラッと横を見ると、絢斗は真剣な目をしてショーを見つめてた。まじまじと絢斗の横顔を見ると、そのはっきりした顎のラインやスッと通った鼻筋に初めて気づく。

「来年の夏は彼女と花火大会とか行きたいな〜」
「えっ」

ショーを見ながら無意識につぶやいた、ただの独り言だったのだろう。小さく漏れた私の声に気づいて、絢斗は慌てて続ける。

「あ、ごめん。なんでもない」

そう言ってまた、まっすぐショーを見つめる。

photo by shutterstock

「行こうよ」
「え…?」
「花火大会…」

自分でも顔が赤くなっているのがわかる。なかなか返事をしてくれない絢斗。今、何を考えているんだろう…。顔を上げると、顔を真っ赤にして手で覆っている絢斗がいた。

「ばかっ…!今こっち見てんじゃねぇよ…」

あまりにも可愛い絢斗の顔を見たら、思わず笑いが止まらなかった。それから私たちはショーには目もくれず、お腹が痛くなるほど笑いあった。まさかこの旅の途中で、絢斗とこんなことになるなんて。

 

7、学生のこの時期にクルーズ旅ができてよかった(翔平)

photo by shutterstock

日本帰国日。帰りの飛行機の中で、やたら絢斗と愛がニヤニヤしながら話している。どうやら、昨日のショーの間に何かあったのか、2人のなかで何かが変わったようだ。

「愛たち、うまくいったみたいだね。プーケットで2人きりになったおかげかな?」

俺がプーケットで仮病を使ったのは、実は絢斗たちのためだけではない。本当は俺が春華と2人になりたいという気持ちもあって、「頭が痛い」と嘘をついた。もちろん、春華は気づいていないけど。

photo by pixta

お互い一人暮らしで学校の近くに住んでいるため、春華と俺の最寄駅は同じ。愛と翔平とは別れて、旅の思い出を話しながら電車に乗ると、あっという間に最寄駅についていた。改札を出ると、別れ際に春華が言った。

「本当に楽しかったな〜。プランを決めるとき、最初は愛も絢斗も納得してなかったからどうしようかと思った。2人が納得するような案を出してくれてありがとうね」

違う、俺はそんなに優しい人じゃない。

 

「さやかのためだよ」
「えっ?」

予想をしていなかった返事に、目を丸くする春華。

「旅慣れしてない春華が楽しめるには、どうしたらいいかな〜って考えて、結果的にクルーズがいいかなと思って」

そういうと、春華はいきなり俯いてしまった。もしかして照れてる…?顔を上げて俺を見た春華の顔は、真っ赤になっていた。やばい、この顔も反則だろ…。

 

「また、春華のためだけにプラン考えもいい?」
「また…?それって…」
「うん、デート」

春華はちょっとびっくりした様子で一瞬目を見開いたけど、ふっと笑って小さく頷いてくれた。

「翔平、にやけすぎでしょ」

 

今度は俺が笑われてしまった。

photo by shutterstock

自分が提案した4人にクルーズ旅。自分が想像していたよりも気楽でとってもカジュアル。充実した施設でやる事がいっぱいで、今この学生の時期に行けて良かったと改めて思う。

春華が楽しむ姿を想像して、また旅のプランを練ろう。後輩にオススメしてもいいかもね!

Fin.

 

学生だから楽しめる!4人が体験したクルーズはこちら

7泊8日 東南アジア満喫クルーズ(約61,000円〜)

4つの島を巡るこのクルーズ旅は、なんと1人849ドル〜なので、約87,000円から!これに食事・宿泊も完備されているので、普通に島をまわるより断然お得。

また、なんと9月までのお申し込みなら、2017年&2018年出航クルーズがお一人様30%オフになるんです!そのため約61,000円〜という価格に。

対象となるツアーはこのほかにも。

※代金はスタンダード内側客室2名1室利用時のお一人様の旅行代金。
※別途、船内チップ、寄港料、政府連携諸税および港湾施設使用料がかかります。
※クルーズ代金は2017年&2018年出航ツアーに、30%オフのキャンペーンが適応された価格です。
※2016年出航ツアーは25%オフになります。
※代金や日程は変動制です。最新の情報は日本語HPで簡単にできます。

学生のうちに、クルーズ旅なんてなかなか経験できないもの。他にも様々な島をまわるプランが用意されています。普通にグアムや韓国に行くより、どうせなら他の人とは違う旅もいかがですか?素晴らしい思い出になること間違い無し!

東南アジアの美しい島は、インスタジェニックのポイントも盛りだくさんです。たくさん写真を撮って友達に自慢しちゃいましょう!

もしかしたら彼らみたいに、素敵な展開が待っているかもしれません…♡


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