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Oculus、VRの世界観になじむ境界システム「Guardian」を実装へ

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Oculus社は、「Guardian」と呼ばれるVR境界システムを次の開発者向けソフトウェアのバージョンであるSDK1.8にて実装することを明らかにしました。

現実世界の障害物との接触を防ぐ

Oculusの副社長であるネイト・ミッチェル氏は、「Guardian」が今週のSDK1.8アップデートによってリリースされることを明らかにしました。

VRコンテンツを体験中、プレイヤーは現実世界とは切り離されます。そのため、モーションコントローラを振り回している最中についつい壁に激突してしまう可能性もあります。

HTC Viveはこの問題に対し、「Chaperone」(シャペロン)と呼ばれるシステムを実装しています。プレイヤーがあらかじめ設定した領域の端に近づくと、VR内で仮想の壁を創り出し、領域からの逸脱を警告するというもの。Oculusの境界システム「Guardian」もこれに近いものとなりそうです。

HTC Viveに実装されている「Chaperone」システム。青い壁が表示される。

作風に合ったゲーム内の物理的な境界を表示する

しかしChaperoneシステムは全ての作品で境界が青いピクセルの壁で表示されるのに対し、「Guardian」は作品内のオブジェクトが境界線として表示されます。

例えばVRシューティングゲーム『Dead & Buried』では、プレイヤーはトラッキング可能範囲を表すすマットの上を移動します。その境界の端に近づいた時、現れたのはピクセルの壁ではなく有刺鉄線。このように「Guardian」では、開発者が自由に境界をデザインできるようです。これにより雰囲気を壊さず、プレイヤーに警告を与えることができます。

VRシューティングゲーム『Dead & Buried』

Nate Mitchell氏によると、10月の5日から7日にかけてカリフォルニア州のサンノゼで開催されるOculus Connect3にて、開発者向けに「Guardian」についての詳細な説明があるとのこと。

Oculus Touchに加え今回の「Guardian」など、10月のカンファレンスの情報には非常に注目が集まります。

(参考)
Oculus Confirms ‘Guardian’ Virtual Boundary System, Coming in Next SDK Update(英語)
http://www.roadtovr.com/oculus-confirm-guardian-boundary-system-oculus-touch-sdk-1-8-update/

Mogura VRはRoad to VRとパートナーシップを結んでいます。

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