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夫婦間のお願いを「1.6倍」スムーズにする方法

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理想のパートナーと末永く幸せな生活を送りたいというのは誰しも望む夢だが、一緒に生活するとなると、ときにはゴタゴタも避けられない。とくに共働きが当たり前になった昨今では、部屋の片づけや料理、洗濯など、家事の負担がどちらか一方に偏ると大きなストレスを生み、夫婦喧嘩の火種になる。それを避けるためには、どうすればいいのだろう? 心理学者の内藤誼人先生に聞いてみた。

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「たとえば夫が何もせず、奥さんに家事を押し付けるのは、夫婦喧嘩の原因になりがちですよね。一方、男性側に立って見ると、仕事で疲れて帰ってきたのに、家のなかのことをあれこれやらされるという不満もわからなくはない。こうした不満やストレスは、それぞれが自発的に家事を行うようにならないと解消されません」

とはいえ、家事が面倒なものだからこそストレスが生じるわけで、それを自発的に行うことが難しいのである。だが、内藤さんによると、パートナーが快く家事をしてくれるようになる簡単なコツがあるとか。

「米コロンビア大学の心理学者トニー・ヒギンス氏が、大学内である仕事をしてもらうための作業員を募集し、その段取りの説明会を実施しました。ただしこの際、説明する人物が明るく陽気な態度を心掛けたグループと、愛想なくシリアスに説明したグループに分けて説明会を行っています。そして実際に作業をスタートし、一定時間を経た後に休憩時間を挟んだところ、両グループの間に明確な差が現れたのです。それは、陽気な人物が説明をしたグループでは70.7%が作業を続行したのに対し、シリアスな人物が説明をしたグループで作業を続けた人は、44.1%に留まったことでした」

この結果を受け、ヒギンス氏は「陽気な態度は、相手のポジティブな感情を引き出す効果がある」と考察しているという。

「晩ごはんの支度をお願いしたい。シャツのアイロンがけをお願いしたい。そんな時ほど、できるだけ明るく、ほがらかに頼むよう心掛けると、相手も気持ちよくサポートしてくれるはずですよ」

要するに、家事のような作業が苦痛になるか否かは、頼み方次第。それでいて、常にパートナーへの感謝を忘れなければ、きっと末永く夫婦関係は維持されるに違いない。
(友清 哲)

(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

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