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生理を遅らせるにはピル?生理が起こるメカニズムを教えて!

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友達と温泉旅行の日に生理が来てしまった…そんなタイミングの悪い出来事を経験した女性も少なくないのではないでしょうか。

世間では「豆乳を飲む」だったり「生理中の人の後にトイレに入らない」などをすると、生理を遅らせることが出来るといわれますが、実態はどうなのでしょうか。

そこで今回は「生理のメカニズム」から、生理を遅らせることは出来るのか、正しいことなのかを医師に解説していただきました。

生理が起こるメカニズム


生理が起こるメカニズムとしては、次の4つの周期に分けられます。

卵胞期

卵巣で卵胞が発育し、エストロゲンが分泌されることによって子宮内膜が厚くなる

排卵期

卵胞ホルモンの分泌がピークに達し、黄体形成ホルモンが分泌され、排卵が起こる

黄体期

排卵した後の卵胞が黄体になってプロゲステロンが分泌される

月経期

妊娠しなかった場合、エストロゲンもプロゲステロンも分泌量が減って、不要な子宮内膜が剥がれ落ちて血液とともに月経として身体の外へ出ていく

安定した生理周期の重要性


生理周期は本来、前述のメカニズムがその女性によって周期に差はあるものの、一定の周期でリズムよく起こるべきものです。

ストレスや不規則な生活、何らかの病気などで頻回に大きく周期が崩れる場合、それはあまり女性の身体が健康な状態にないという1つのサインにもなります。

生理を遅らせることができる!?様々な迷信について

生理を遅らせる方法として、色々な方法(生理中の人の後にトイレに入らない、豆乳を飲むなど)がいわれることがありますが、現在のところ医学的に効果が期待できる方法はピルを服用する、ということのみであると思います。

生理を遅らせるときに便利なピル

ピルの効果

ピルは妊娠したのと同じようなホルモン状態を作ることにより、服用している間月経が来ないようにさせることができるものと考えられます。

飲む時期

生理予定日の5日前くらいから服用をはじめ、忘れずに飲み続け、生理が来ると困る期間が終わったら服用を中止すると数日で生理が来る、ということになります。

費用

自由診療の扱いになり、費用はどこの医療機関を受診するか、どのくらいずらしたいか(お薬の錠数が異なる)などによって異なります。

副作用

嘔気があったり、むくみや頭痛などを感じる方がいます。ごくまれに血栓症を生じる方もいます。

注意点

途中でピルを飲み忘れたら生理が来てしまうことがあります。本人の健康状態やその他の条件により、ピルが服用できない場合があります。

また、短期間ですので避妊効果はありませんし、妊娠しているとピルは服用できませんので服用の前にはしっかり避妊を行っておく必要があります。

豆乳で生理を遅らせることができる?


エストロゲンに似た物質ということで話題になったイソフラボンが豆乳の原料となる大豆に豊富である、ということが注目されたということから来たものではないかと推察します。

ただ、エストロゲンとイソフラボンは同じ物質ではありませんし、生理を遅らせることができるというのも医学的に根拠があるものではありません。

豆乳自体は体質的にあっていれば、飲用されることはもちろん全く問題ありません。

しかし、生理を遅らせる目的で飲んだのに、やっぱり来てほしくない日に生理が来てしまったという事態を避けるために、豆乳のみに頼って生理を遅らせられる、とは考えないほうが良いと思います。

生理を遅らせるデメリット

生理を遅らせるデメリットは、やはりあまり自然な方法ではないということ。ホルモンバランスを人工的に調節することになりますので、お薬が合わなかった場合など体調が崩れる場合もありますし、どうしてもというときのみにしておきたいですね。

医師からのアドバイス

生理を遅らせる方法には、あまり根拠がはっきりしないものも多くあります。「遅れたらいいな」という希望程度の時は豆乳や生理の人の後にトイレに入らないようにするなどの方法をとってみてもよいでしょう。

しかし、「絶対に遅らせたい」というときはやはり医療機関を受診して処方を受けるべきでしょうね。

(監修:Doctors Me 医師)

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