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強盗なのか、恐喝なのか?

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Q.

 金がなく、貧乏なXはコンビニで果物ナイフをちらつかせて、「弁当をよこせ」と店員Yに迫りました。店員Yは、「場合によっては殺されかねない」と思い、言われるままに弁当を差し出しました。

 さて、この場合次のどちらが成立するでしょうか?

(1)強盗罪
(2)恐喝罪

A.

正解(1)強盗罪

 強盗罪は「暴行又は脅迫を用いて他人の財物を強取した」場合に成立し(刑法236条)、恐喝罪は「人を恐喝して財物を交付させた」場合に成立(刑法249条)するため、相手方にプレッシャーをかけて財物を交付させる点においては共通するため、実は区別の難しい罪になります。

 設問は、よくあるタイプのコンビニ強盗を想定していますが、ナイフを出して相手を脅す行為は、「逆らったら殺される」と思わせる強いプレッシャーをかけることになり、「反抗を抑圧する程度の強い脅迫」と言えるため、強盗罪となります。

元記事

強盗なのか、恐喝なのか?

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