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ジャズの本場で日本人トランペッターが浴びた洗礼とは

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J-WAVEで9月にスタートした、土曜21時からの新番組「American Airlines MUSIC FLIGHT」(ナビゲーター:サッシャ)。音楽文化・ジャンル・それを生み出した土地について掘り下げていくこの番組。9月10日の放送では、ジャズの本場、ニューヨークで活躍する日本人ジャズトランペッターの黒田卓也さんが登場し、今のジャズシーンについて語ってくれました。

2003年、トランペットを手にニューヨークに渡り、名門ジャズレーベル「Blue Note」にも認められた黒田卓也さん。予想以上のジャズ人口とレベルの高さの中で、「自分の弱点や心の弱さも露呈しますが、認められたときの嬉しさはニューヨーク以外ではどこでも感じられない」と魅力を語ります。

そんなニューヨークの象徴といえば、ジャズプレイヤーたちの熱いジャムセッション。「自信と自信がぶつかり合い、みんな『俺は今からお前よりいい演奏をします』という顔をしている。それがカルチャーショックでした」と話す黒田さん。自身も、衝撃的な洗礼を受けたといいます。それは、アッパー・ウエスト・サイドの「Cleopatra’s Needle」というセッションをしているジャズクラブを訪れたときのこと……。

「これなら入れるな、と次の曲で混ざってやろうと思っていたんです。そのとき5〜6人の集団が突然風を切って入ってきて、そのままステージを乗っ取って演奏を始めたんです。その演奏がすごすぎて、何が行われているか全くわからなかった。聞いたことのない言語やリズムは圧巻でした。もし僕のトランペットを見て『お前も(ステージに)来いよ』と言われたら困ると思って、思わずトランペットを隠してしまったほどです」(黒田さん)

彼らは有名でもベテランでもなく、まだ無名の存在だったことも大ショック。レベルの違いを思い知らされたといいます。

この”洗礼”の後、ニュースクール大学ジャズ科に入学。伝統的なジャズから最新のR&Bまで、幅広いジャンルの音楽が鳴る環境でステップアップしてきた黒田さん。現在のジャズシーンについて「いろんなものを取り入れた新しいジャズ、ニュースクールにいた人たちが作ってきた自由な音楽が、世間やマーケットにようやく受け入れられるようになった」と語りました。

ジャズの最先端シーンを味わえるのが、黒田さんが住むブルックリン。「昔はちょっと怖くて入れなかったような場所に、アーティストが新しいライブハウスやスタジオを構え、若いアーティストが集う新たなSOHOになっている」と黒田さん。グラハム駅近くのミュージックバー「BASIK」では、毎週日曜19時からのジャムセッションに黒田さんも登場することがあるそうですよ。

そんな黒田さんは、9月17日(土)に横浜赤レンガパーク野外ステージで行われる「Blue Note JAZZ FESTIVAL」に出演。MISIAとのスペシャルコラボは必見です。本場ニューヨークのジャズを、ぜひ体感してみてください!

【関連サイト】
「American Airlines MUSIC FLIGHT」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/musicflight/

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