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百薬の長か、心身を蝕む悪者か。お酒のメリットとデメリット

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お酒はリラックスしたり楽しくなる効果もありますが、悪酔いしたり二日酔いになると明らかに体に良くないものって感じがします。アルコールによるメリットとデメリットを調べてみたので参考にしてみてくださいね。

アルコールには健康効果もある

食前酒が昔からあるように、少量の飲酒は胃の動きを刺激して食欲を増進させます。お酒を飲んで楽しい気分になるのは、脳内でドーパミンという神経伝達物質の分泌が促されるため。気持ちを高揚させる一方で気持ちを安定させるセロトニンの分泌を促す作用もあります。また、2単位まで(日本酒なら2合)の飲酒の習慣がある人のほうが脳梗塞や心筋梗塞のリスクが低いこともわかっています。末梢血管の血行を良くして冷えを改善したり、善玉コレステロールを増やすといった健康効果も。赤ワインのポリフェノールは若返り効果があることで有名ですね。

脳を委縮させる!? 内臓にもダメージが!

少量の飲酒の習慣は健康効果があることがわかっていますが、それを越えて飲酒をすると逆に死亡率は増加し、大量の飲酒やアルコール依存症患者では、脳梗塞や心筋梗塞での死亡率が極端に高くなります。食道から大腸までの消化管の悪性腫瘍に関しては飲酒によってリスクが増加する傾向に。飲んだアルコールの10%~20%はまず胃で吸収され、肝臓へ向かいます。残りのアルコールは小腸で吸収されて肝臓へ。肝臓はどんなときも黙々とアルコールを分解しているのです。そのため、脂肪肝、肝炎、肝硬変といった肝機能障害のリスクも増えるといわれています。また、アルコールは少量であっても脳を委縮させるとする研究結果が報告されています。何より怖いのは、大量の飲酒を続けていると、お酒を飲まずにいられない状態(アルコール依存症)になるということ。アルコールは依存性がある飲み物なのです。

自分の適量を知って上手に活躍させよう

胃や肝臓にはアルコールを分解する酵素があります。この酵素の活性が低い人はアルコールを分解できず直接体内に作用するため、悪酔いしたり少量の飲酒でも急性アルコール中毒になることがあるのです。分解酵素には遺伝的なものや個人差があります。「飲酒で慣らせばよい」というのはデタラメなので無理にお酒を飲んだり勧めてはいけません。意識がはっきりしていて、心地よいと思える程度の酔いが適量なので、自分の適量を知っておくことが大切です。

お酒は適量ならば楽しく健康にも良いのですが、酩酊状態だと思わぬ事故や騒ぎになることもありえます。記憶を失くしたぶん、脳や内臓に負担がかかっていることをよく覚えておきましょう。

writer:しゃけごはん

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