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紫外線だけじゃない…ブルーライトもシミ・シワの原因になるって本当?

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日焼け止めのSPFの値を確認したり、化粧品や服にUVカット成分が入っているかをマメに確かめたりと、お肌の紫外線対策はバッチリだというアナタ! 実は、スマホやパソコンの液晶から放出される“ブルーライト”がお肌に深刻なダメージを与える光だということ、ご存知でしたか? ブルーライトと色素沈着の因果関係を研究・発表したコスメブランド「LANCÔME(ランコム)」のスキンケアマーケティングアソシエイト・松岡采子さんに、ブルーライトがお肌に与える影響とその対策法についてうかがいました。

ブルーライトが引き起こす色素沈着は、紫外線よりも強力!?

今までシミや色素沈着の原因というと“紫外線”というイメージがあったのですが、そもそもブルーライトってどんな光なのでしょうか?

「ブルーライトとは、太陽光にも含まれる可視光線の中で最も紫外線の近くにある400nm~500nmの波長の光。可視光線の中では一番短く、一番エネルギー量が強い光として知られています。今皆さんがお持ちのスマホやパソコンの液晶、省エネ家電、オフィスの照明などにも人工的なブルーライト(LEDの強烈なブルーの色)が使用されていますので、ブルーライトは私たちにとってはどこにでもある身近な光なんです」(松岡さん・以下同)

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今までシミの原因と考えられてきた紫外線は100nm~400nmの波長の光。ブルーライトは私達が色を認知するのに必要な可視光線の中で、400nm~500nmの青く見える光を指します。

そのほかにも人工的なブルーライトは、テレビ、ゲーム機、街頭の照明、電飾看板などに使用されています。省エネ化が進んでLEDが普及したこともあって、20~30年前と比べると私たちが日常的に浴びるブルーライトの量は急増しているそう。しかも、その光が紫外線以上に強い肌への色素沈着を引き起こすと、松岡さんは言います。

「日焼けや色素沈着に関する研究を進めていく中で、それまでに注目されていた紫外線だけでなく、より波長の長い可視光線が肌へもたらす影響についても考える必要が出てきました。そして、可視光線の中でも特にエネルギーの強いブルーライトによって、肌に様々な悪影響が起こることを確認したんです。まず、ブルーライトには紫外線よりも深く肌の奥に入り込み、即自的に肌細胞全体を変色させる作用があります。また、ブルーライトの熱量が高くなるほど、細胞の変色そのものも濃くなるのです。そしてその色素沈着は紫外線よりも鮮明で、沈着の持続力も紫外線よりも長いんです。中には3カ月以上も沈着が残ったというデータもあり、これは一度変色するとなかなか消えない頑固なシミとして肌に残ってしまうことを示しています。さらに表皮と真皮を透過してブルーライトが肌の深部にまで届くことで、血流の悪化・代謝の低下が起こり、肌のくすみや乾燥の原因にもなることもわかりました」

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従来日焼けによるシミの原因と考えられてきた紫外線(UVB/UVA)よりも肌の奥深くに入り込み、真皮にまで到達するブルーライト

さらに、人の網膜にはブルーライトを感じとると目覚めのホルモンを分泌する作用があるため、強いブルーライトを見続けていると生物学的な体内リズムが崩れて快眠に支障をきたすこともあるのだとか。肌にも体内にも悪影響を及ぼすブルーライト、予想以上に恐ろしいヤツです…。

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