MINI 3ドア/MINI 5ドア/MINI クラブマンに燃費と加速を両立させたディーゼルエンジンモデルが追加(ニューモデル試乗)

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▲クロスオーバー&ペースマンに続き、3ドア/5ドアとクラブマンにディーゼルエンジンを搭載した6グレードを追加。1.5Lターボと2Lターボを用意している(写真はクーパーD クラブマン)

▲クロスオーバー&ペースマンに続き、3ドア/5ドアとクラブマンにディーゼルエンジンを搭載した6グレードを追加。1.5Lターボと2Lターボを用意している(写真はクーパーD クラブマン)

3気筒で十分。4気筒でスポーツカーを超える加速だ

MINI3ドア、MINI5ドア、MINIクラブマンにディーゼルエンジンモデルが追加され、MINIはさらに走りの質感を高めた。

まずは1.5Lディーゼルターボを搭載する3ドアのクーパーDから試乗だ。3気筒のユニットは、始動して最初の印象は“静かだな”につきる。以前のディーゼルに比べると驚くほど静かで振動が気にならない。走り出しのトルク変動も少なく極めてスムーズだ。8速ATはステップアップであり回転を上げずにスムーズに速度を上げる。このクラスであれば峠を上るにあたってはトルクが落ち込みキックダウンを余儀なくされるが、このエンジンにはそのような前兆が全くない。トラクションも良く乗り心地は奥行きがある。軽快でコーナリングも申し分ない。当初はおとなしめの燃費モデルを想像したが、これはあっけなく想像を裏切られた。

続いては2LモデルとなるクーパーSDだ。当然3気筒から比べると何よりもエンジンに高級感を感じる。少々スロットルを踏んだだけでも余力のある発進が潜在能力を確かめたくなるのだ。一気にワインディングを駆け抜けようと深く踏み込めば、その加速は恐ろしく良い。これはガソリンの2Lターボでは味わえない中間加速だ。2Lモデルは加速と燃費を両立したスポーツユニットであることを理解した。

こんなモデルが出てしまったら、ガソリンモデルの価値はどうなるんだろう?

▲DPF(粒子状物質除去フィルター)やNOx吸蔵還元触媒などを装着し、ポスト新長期規制をクリア。取得税/従量税の免税と自動車税の75%減税が適用される

▲DPF(粒子状物質除去フィルター)やNOx吸蔵還元触媒などを装着し、ポスト新長期規制をクリア。取得税/従量税の免税と自動車税の75%減税が適用される

▲シューティングブレークのコンセプトを用いたワゴンモデルのクラブマン。テールゲートは観音開きのスプリット・ドアを用いるなど専用デザインを多数採用する

▲シューティングブレークのコンセプトを用いたワゴンモデルのクラブマン。テールゲートは観音開きのスプリット・ドアを用いるなど専用デザインを多数採用する

▲ディーゼルには直噴や可変ジオメトリー・ターボなどを採用し、燃費とパワーを両立。JC08モード燃費は22km/L(クラブマン 2L)から23.9km/L(3ドア 1.5L)となる

▲ディーゼルには直噴や可変ジオメトリー・ターボなどを採用し、燃費とパワーを両立。JC08モード燃費は22km/L(クラブマン 2L)から23.9km/L(3ドア 1.5L)となる

【SPECIFICATIONS】

■グレード:Cooper D Clubman ■乗車定員:5名

■エンジン種類:直4DOHCターボ ■総排気量:1995cc

■最高出力:150/4000[ps/rpm]

■最大トルク:330/1750-2750[n・m/rpm]

■駆動方式:FF ■トランスミッション:8AT

■全長x全幅x全高:4270x1800x1470(mm) ■ホイールベース:2670mm

■車両価格:364万円text/松本英雄

photo/向後一宏

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