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セコン・ドライフ先生によるマネジメント講座【エンジニア予備校#3】 #engineer_moshi

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食わず嫌いになってない!?セコン先生にマネジメントのコツを教わろう!

前回、財夢タメ子先生にサービス開発のイロハを教わったカケルとタエ子。
次なる課題は「マネジメント」!自信がない・大変そう・なんか地味、と敬遠してきた2人に喝を入れるため、塾長が連れてきた最後の先生は…?

エンジニア予備校メンバー紹介

塾長

昔、多くの部下をデスマーチで失ってしまったことから、しっかりとエンジニアの価値を世に伝えるため熱血指導を志す。
 
 
 
 
 
 

高堂カケル(コードカケル)

高専で情報処理を専攻し、都内のソフトウェア会社にインターン中。流行の技術を追うのが大好き。Rebuildにいつか出ることが夢。
 
 
 
 
 
 

二徹タエコ(ニテツタエコ)

大学を卒業し、たまたま受かったIT企業に就職。なんとなくやってきたが、これでよいのか悩んでいる。責任感が強く、残業を任されることが多い入社5年目。
 
 
 
 
 
 

セコン・ドライフ先生

現実世界での活動時間より、VR世界に引きこもって活動する時間が上回ってきた未来派教師。CDは箱買いする派。
 
 
 
 
 
 

良いサービスを作るエンジニアに必要なものって?

今回は、ほぼ新米のペーペーである貴様たちに、マネジメントのなんたるかを教えるありがたい授業だ!
 
 

キョウはミンナを、マネジメントダイスキニンゲンにスルタメにキタ!
 


もはや教師が人じゃねぇ…!
 
 
そういえばキャリア面談で「チームのマネジメントをやってみないか?」と言われたの。今はもっと手を動かしたいし、マネジメントの自信がないから断ってしまったのだけど。
 
 
オレも先輩に「お前はマネジメントコストがかかる」と言われたばかりだ…!
 
 
まぁ、マネジメントというのは、エンジニアがキャリアについて思い悩む最初の分岐点かもしれないね。
 
 

ちゃんと話せるのかい!
 
 
エンジニアのキャリアパスをざっくり3つに分けると、ものすごい技術力や開発力で組織を引っ張る技術突破型。いわゆるスーパーエンジニアだね。そしてシステムやサービスの企画や設計を行いながら開発を主導するプロダクト型。最後が技術組織のリーダーとして、エンジニアをマネジメントする、マネージャー型
 

うーん、自分は圧倒的にスーパーエンジニア型だなぁ。まだそんなに技術力ないけどな。
 
 
私はプロダクトマネージャー型が向いている気がする。最後のマネージャー型はなんか地味な気がするし。何をやるかいまひとつ分からないわ。
 
 
エンジニアのマネジメントが大変なのは、エンジニアが一番分かっているしね!
 
 

そのとおり!
 
 

えぇっ…!それだったらマネジメントを進んでやる意味が…。
 
 
今言ったようなことは大体半分くらいあっている。だけど残りの半分はあっていない。まず聞いてみよう。なんで「マネジメントのことがよく分からない」と言っているくせに、自分は苦手であると決めつけてしまうのか。技術書や関連する記事は読むのに、マネジメントの本なんて一冊も読んでいないんじゃないのかな?
 
 
うっ、そういえばそうかも。確かに食わず嫌いをしている可能性は否めないわね。
 
 
まず苦手意識を感じるのは当たり前の話で、それは経験がないからなんだ。スーパーエンジニアもプロダクトマネージャーも、今やっていることの延長なのでイメージができるけれど、マネジメントはちょっと違う。
 
 
それじゃ、エンジニアのマネジメントをするのはエンジニア以外でもいいんじゃないの?
 
 
その意見もあるけれど、マネジメントをするには技術に対する深い理解がないといけない。エンジニア以外で、技術知識がありつつマネジメントをしたいという人に出会う確率は、ある日空から女の子から降ってくる確率よりちょっと高いくらいだから、期待しない方がいい。
 
 
まぁ、確かにそうね。でもマネジメントというとどういうことを具体的にすればよいのかしら?
 
 
まずは案件に対する人のアサインや、各メンバーの目標などを管理することからはじまるのが一般的かな。そのままだと組織の調整役のような気がしてしまうけれど、大事なのは最初の心持ちなんだ。エンジニアである自分自身がチームを全体で見たときに、それぞれのメンバーが一番活躍できることは何だろうと考えてみよう。そうすると、個々の技術をさらに広い目線で活用する方法が見えてくると思うんだ。そのようにして組織の目標やビジョンに併せて、チームや個人のやるべきことを落としていく。そして自分もまた、マネージャーになったら、自分自身がどう活躍することがチームにとって一番良いのか考えてみよう。
 
 
ただの調整役と思ったら、思った以上の重役ね。でもそういう仕事をしていると、開発とかできなそう…。
 
 
実際に手を動かしながらマネジメントをする人のことをプレイングマネージャーと言うんだけれど、技術のことは理解し続けないといけないから、ちゃんと手を動かし続けることは大事だね。このあたりのバランス感覚が結構難しいところかもしれない。
 
 
うーん、今の自分のタスクで手いっぱいなのに、なかなかそういうことができる自信がなくなってきたわ。
 
 
そう、エンジニア+マネジメントだと、単純にやることが2倍になって大変なイメージがあるだろう。だけどここで発想を切り替える必要がある。マネジメントに一番求められる資質とは何かな?
 
 
中間管理職として、上からの締め付けと、下からの突き上げにも耐えることだって先輩が言っていたけど。
 
 

うわぁ〜、つらい!
 
 
答えは「真摯である」こと。マネジメントで有名なドラッガーも言ってるんだけど、まさしくそれで。場合によっては、部下からは正論の突き上げに合い、自分の上司からは無理な要求も受けることもあるかもしれない。そんな場合も、真摯に対話し、チームをまとめて生産性が一番高い状態にする。これがマネジメントの仕事なんだ。
 


おぉ!
 
 

さっきのとギャップもあってかっこいいわ。
 
 
そこから考え直すと、まずは自分の仕事量をどう割り振るかを考えなければならないよね。「チームの生産性を最大化する」ことを考えると、手を動かすことが大切なのか、社内でコミュニケーションをとることが大切なのか、技術をさらに磨くことを大切なのかを考えることから仕事を始める必要があるんだ。
 
 

自ら進んで、自分を含めたチームの時間の割り振りを考えていくのね。
 
 
チームの時間の調整はチーム内ですむ話だけど、次は会社全体として、採用だったり技術力の強化だったり、会社全体の進む方向性と照らし合わせて、エンジニアが活躍できるような組織を戦略的に行っていく必要が出てくるんだ。そうすると、経営に近い重要なポジションになってくるよね。
 
 
そういえばCTOというと一般的にスーパーエンジニアなイメージがあるけれど、マネジメント型のCTOも多いなぁ。
 

そう、エンジニアがどうやったらよりよい環境でモチベーションを持って働けるか、そして会社はどのような技術戦略をもっていくか、そういうことを考えてチームメンバーと目標を内部で共有するだけでなく、場合によっては採用などで外に向かって話していく仕事もある。
CTOとは別にチームマネジメントに特化した技術マネジメントのトップとして、海外ではVP of Engineering(Vice President of Engineering)という役職をおいているところも多いんだ。そういった仕事の積み重ねで会社の姿を一つも二つも変えることができるのが、エンジニアのマネジメントと思っていい。
 
 
なるほど。こうやって聞くとマネジメントというのは、場合によっては一つのサービスを成功させるよりスケールの大きい話になるのね。
 
 
オレもマネジメントに興味がわいてきたぞ!給料も高くなりそうだし!ちなみにどういう人がマネージャーに向いているんでしょうか?
 
 
正直、向き不向きはやってみないとわからないね。一匹狼で「マネジメントなんて」と思っていても、意外とやってみるとしっくりくることもある。だからちょっとでもやってみたいなら、まずはその資質があると思うよ。あとは人の成長を喜んで後押しし、組織や人の幸せを考えられる心を持つことかな。これは、ドラッガーの「真摯である」ことに通じることだね。
 
 
うーん。オレももしかしたら、マネジメントに向いているかもしれない…。
 
 
とりあえず「マネジメントをやってみないか」と言われることはその素質があるということだから、まず食わず嫌いせずにやってみることをおすすめするかな。まずは小さいチームのマネジメントから始まるので、それほど身構える必要はない。もちろん勉強をする必要はあるけれど、マネジメントをすることで得られることはとても大きい。昔はエンジニア35歳定年説なんて言われていたけれど、今ではもっと年齢が上の優秀なエンジニアがたくさんいる。長いエンジニア人生、どこかでこういうスキルを持つのも決して悪くないですよ。
 


私、がんばってみます!
 
 
オレも将来のCTOを目指して、マネジメントのことも考えてみたいと思います!
 
 


これで全講義が終了だな!
 
 

塾長!
 
 
本気でCTOになりたいなら、まずは力試しだ。多くのCTOも受けているプログラミング模試をうけてもらおう。
 
 

あの、やっぱりCTOにならなくても…。テストとか苦手なんで。
 
 

いや、そこはがんばろうよ!
 
 

CTOになってもならなくても、自分の実力を知るために受けて見るといいだろう。まず己を知ることが成長の第一歩となる。
 
 
たしかオンラインだけで完結して、そんなに肩肘張らなくてもゲーム感覚で楽しめる感じのテストなのよね。私、がんばります!(最後急に説明口調になったわ)
 
 
問題は広範囲から出題されるから、どのあたりが得意で苦手かも分かる模試なんですよね。オレも受けます!(最後急に説明口調になったぞ!)
 
 

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(取材協力 : 舘野祐一さん)

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