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【スクール運営のプロが教える】教室を開きたいあなたのための<失敗しない>基本ノウハウ~授業料設定編

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授業料の決め方は?

相場より安くする?

高くてもOK?

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「スクールで学んだスキルや資格を活かして、自分でもスクールをやりたい!」「いつか自分の教室を開いてみたいと思ってた」・・でも、実際にはどうしていけばいいのか、なかなかイメージがつきにくいもの。そこで「ケイマナニュース!」編集部では、そんなあなたに憧れをかなえていただくために、失敗しない基本のノウハウをご紹介していきたいと思います。

今回のテーマは「授業料」。

スクール経営を無理なく続けていくことができるかどうかを決める大切なポイントです。長年スクールの開業支援や経営サポートを手がけてきたスクール運営コンサルタントの玉岡明さんに、「失敗しない授業料設定」の基本についてアドバイスしてもらいます。

かかる経費と売上とのバランスを考えるのが基本

まず、あなたがスクールを開こうとしている場所の周辺で、同じ分野を教えるスクールの授業料を調べてみましょう。まずは、相場をつかむわけです。そのうえで、それより安くするのか、高くするのか悩みどころになるのですが、まずは相場を知らないと始まりません。

授業料設定の基本的な決め方として、賃料、人件費、宣伝広告費など月々にかかる固定費を見積もり、そこから授業料を決める方法が考えられます。自宅開業だから家賃ゼロ、講師は自分1人で他には雇わないから人件費ゼロなどといった場合、固定費の負担がそう重くないので、授業料を安く設定することも可能になるでしょう。一方、固定費がかかる場合、授業料に反映させないとスクール経営が立ちいかなくなります。

授業料の相場を参考にしながらも、赤字経営にならない価格設定を考えてください。

ターゲットが支払える料金設定を考える

ターゲットとする人たちが無理なく支払える金額かどうか考えることも大切。例えば20代OLをターゲットとする場合、月4回のレッスンで月謝が6万円だとしたらどうでしょう? よほどのレアな技術を学べるということでもない限り、集客は難しいでしょう。20代OLが月々のお給料で支払える料金設定が必要です。

授業料を安く設定しても生徒数でカバーできればOK

競合するスクールの授業料より安く設定するのも一つの戦略。授業料を安くしても、大人数の生徒を集めることができれば、大きな売上につなげることが可能です。1時間での売上を考えてみるとわかりやすいと思います。例えば近隣のほかの1回1時間の授業料を1500円とした場合、20人の生徒が受講すると1時間3万円の売上を得ることができるのです。

とはいえ、肝心なのは教える内容。いくら安くても授業に魅力がなければ、継続的に生徒を集めていけなくなるのはもちろんのことです。

授業料を相場より高く設定できるケースとは

授業料を相場より高めに設定するという選択肢を選ぶ場合、他のライバルスクールとの差別化ができる「強み」が必要です。例えば、「うちのスクールで学べば、希少価値のある資格を取得できる」「道具は、その分野のプロが使っているもの」「ターミナル駅から徒歩1分」などは強味としてPRポイントにもなります。授業料を高めに設定しても生徒集客は可能になるでしょう。

「強み」を考えるとき、軸になるのがマーケティングの「4P分析」といわれる視点です。

・Price=価格

・Place=場所(流通経路)

・Profit=利益

これは生徒にとっての「利益」です。このスクールで学んだ結果、何が得られるかということです。※メーカーなどモノづくりの業種では「Profit=利益」に代わり、「Product=製品」を用いています。

・Promotion=販売促進

どんな方法でスクールを広めていくのか、宣伝の方法です。

これら4つの視点のそれぞれについて、自分のスクールの「強み」のほか、「弱み」も考えてみてください。どんな点が弱いのか、そしてそれを補う「強み」は何なのかを分析してみることは授業料の設定だけではなく、スクールを長く続けていくうえでも役立ちます。

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玉岡明さん

スクール運営コンサルタント(株式会社シーカルテット代表取締役)。

長年社会人教育産業に携わり、2013年に独立。

全国展開の大手スクールから学校法人、自宅開業の小規模スクールまで多様な業態のスクールの新規開業や広報宣伝戦略、売上アップに関するコンサルティングに携わる。ビジネス資格分野、健康・癒し分野、美容・キレイ分野、趣味・手作り分野などあらゆるジャンルのスクールビジネスに精通。

構成:ケイマナニュース!編集部 取材・文/小林裕子(小林編集事務所)

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