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残せ!絶滅危惧番組「全国高等学校クイズ選手権」!!

9月9日(金)21:00から、夏の風物詩、第36回全国高等学校クイズ選手権(日テレ)が放送される。今年もアメリカ横断をしながらニューヨークで決勝を迎えるとのこと。高校生の熱いクイズバトルに期待したい。

 

高校生クイズ公式HPより

残せ!絶滅危惧番組

実は毎年“今年こそ終わってしまうんじゃないか?”とドキドキしながら春頃の参加者募集告知を待っている。今年もあってホッとした。

 

というのも、私は子供の頃からクイズ番組が好きで高校生クイズにも参加した。だから1人のファンとして終わって欲しくない。ましてや、今や視聴者参加型のクイズ番組は“絶滅危惧番組”だから是が非でも残して欲しいと願っている。

 

厳しい現状

なぜ高校生クイズの存続を危ぶむのか?視聴率ももちろんだが、それ以前に主役となる高校生の参加人数が激少なのである。そこで、手持ちの懐かしい映像を見返しつつ参加人数の変遷を振り返ってみた。

 

(1~35回、全部あります!)

 

オープニングに映しだされる地区大会の参加人数を計算するなどしてみた。

 

第1回は1983年(昭和58年)の冬。大晦日のゴールデン生放送だった。正式な参加人数の表示はなく「12万人」とナレーション言っている。アメリカ横断ウルトラクイズの高校生版としてスタートし、予想を上回る反響に局も驚いたのだろう、以降、毎年開催されるようになり現在に至る。(*1984・1985年は夏・冬と二度開催。余談だが、私は5度参加できる唯一の世代だった)

 

第2回(1984夏)では「参加人数20万人!」とナレーションでは言っていたが、たぶんかなり盛っているはず。応募総数じゃないだろうか?というのも第3、4、5回も「20万人!」と言っているが、各地の参加人数を計算してみると全て約11万人程だった。それでも凄い人数だが。

 

第8回(1998年)で20万6328人と画面にも出しているが、たぶんそんなに多くないはず。まあ細かいことはいいか…。

――― と、ツッコミが入るにせよ、ギネス・ワールド・レコーズに「世界一参加人数が多いクイズ番組」として認定されるオバケ番組に。

 

徐々に減って行く

第10回(1990年)は、表示された人数を計算すると9万4365人。第13回(1993年)には6万8451人と一気に減少する。理由はイロイロあるだろうが、実はこの年、本家アメリカ横断ウルトラクイズが終了している。つまり、ウルトラクイズの衰退と高校生クイズの人気もかなりリンクしていたと思われる。

 

それでも第20回(2000年)は5万4813人と、ずっと5万人以上をキープしていた。

 

第23回(2003年)になると、「約5万人」とナレーションで言うのみで参加人数の表示がなくなる。この年、メインパーソナリティとして爆笑問題を迎え、翌第24回(2004年)からは全国の予選に芸人が登場する策で参加者増を図る。以降毎年、芸人やタレント、アイドルを予選地へ送るなどして人集めに努めている。

 

問題を優しくしたり、敗者復活を増やしたり、勝ち抜けやすいシステムを入れ込んで、「せっかく来たのに即おしまい」という失望感をなるべく軽減させ、負けても楽しめるイベントにしている。

 

この頃から地方大会の様子は本放送ではほぼ流さず、いきなり全国大会から始まるようになる(地区大会の模様を各地方局で特番として放送している場合もある)。

 

第28回からの5年間は(2008~2012年)、「地の甲子園」と銘打って、大人のクイズマニアでも超難問とされるクイズ大会に特化。視聴率は上がったけれど、同じ高校生からは「答えを聞いても理解できない」「こんな人に勝てない」という“ついていけない”声も多く、参加者は更に遠のく事態に。

 

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