圧巻の身の柔らかさ! もも焼き専門店とり乃屋のもも焼きは食べごたえバツグン【福岡】
メシ通レポーターの泡太郎です。
先日、宮崎出張に行ったのですが、あまりにも多忙過ぎて、お目当ての鶏のもも焼きを食べられませんでした。
帰りの道中、無性に鶏のもも焼きが食べたくなり、知り合いに「福岡で鶏のもも焼きが食べられるおすすめのお店ってどっかある?」と聞いたところ、宮崎の都城市に本店を構えるお店が大名にあるという情報を入手。
ということで、出張帰りにそのまま直行してきました。
場所は、中央区役所の真裏の通り、大名二丁目の交差点を赤坂方面に向かったところ。
左手に見えてきました、白い看板が。
はい、こちらです。
この建物の2階。階段を登ったところにそのお店はあります。
お店の名前は「もも焼の店 とり乃屋」。
本場、宮崎県の都城市で最初にもも焼きを出したお店として、
地元はもちろん県外にも多くのファンを持つもも焼き専門店の姉妹店。
こちらが店主の棚田さん。
本店の大将の息子さんで、2年前にこのお店を構えたそう。
では、早速メニューをチェック。
お食事メニューは、たったのこれだけ!
なんとも、シンプル。
「ウチは専門店なので、これだけしか無いんですよ。本店もこれだけしかありませんよ」と店主の棚田さん。
うーん、この潔さに期待が膨らみます。
すると、お通しが。
キュウリのごま油和え。
キュウリの収穫量日本一を誇る宮崎のお店だけあって、納得のお通しです。
水分を多く含むキュウリの種の部分を取り除いているので、べちゃべちゃにならず、しっかりと味が付いています。おかわりしたくなる、お通し。
これもまた、本店と同じだそう。
それでは、とりに参ります。
まずは、「もものタタキ」(1,050円)をオーダー。
すると、いきなりファイヤー!
炙っているというよりも、かなり燃えています……。
で、これが出来上がり。
香ばしい香りと、ぷりっぷりの身が最高!
今まで食べてきたタタキとは全然違って、格段に柔らかい。
付け合わせの玉葱との食感もいい感じ。
どこの鶏を使っているんですか? と尋ねると
「南九州のブランド鶏を使用しています……としか言えません」
「生産量が限られていて、それを公表すると、ウチの分が入ってきづらくなることもあるので……スミマセン」とのこと。
当然ながら、本店と同様のブランド鶏を使用していて、その日の朝にしめたものだけを毎日宮崎から取り寄せているそう。
前の週に発注しているそうなので、急な団体客が来た場合は、足りなくなって提供出来ない場合もあるとか。
では、次に「もも塩焼き」(2,000円)をオーダー。
直径25cmはありそうな巨大なもも肉。
片足1本分だそう。
しかも、550g以上のものだけしか仕入れていないそうです。
そして、またもやファイヤー!
この自家製の鶏油を注ぎながら豪快に焼いていきます。
網を持ち上げるのは、空気を入れて温度調節をするためだそうです。
一度網からおろし、一口大にカットして鉄板に盛り、再び火を入れていきます。
もうすぐです。う〜ん、待ち遠しい。
そして、遂に「もも塩焼き」の登場です。
どうですか、この鉄板からあふれんばかりのボリューム。
さっきのタタキもそうですが、なんとも身が柔らかい!
もも焼きって、歯応えがあるものと思っていましたが、
全くもって柔らかい。そして、最高にウマい!
今まで食べてきた、もも焼きの概念を見事にぶち壊してくれました!
これはぜひシャンパンと味わいたい。
私、泡太郎、今回は「ももシャン」を実行!!
今回のシャンパンは「ジョゼ・ミシェル」(ボトル7,000円)。
グラスが大き過ぎて、ボトル1本で3杯分……。
あ〜、美味かった〜〜! と余韻に浸っていると、
「裏メニューのガーリックライス食べますか?」
と店主。
裏メニューと聞いて、頼まないはずがありません。
で、これがその「ガーリックライス」(250円)
「もも塩焼き」をオーダーした人だけの裏メニューで、元々はスタッフのまかないメシだったそう。
食べ終えた後のとりの油が残った鉄板に、ご飯とガーリックパウダーを入れて、そのまま焼き上げたシンプルなメニュー。
しかし、鶏の油のうま味をたっぷりと吸い込み、ガーリックで味付けされたご飯は、これまた絶品! 最高の裏メニューでした。
「とり乃屋」さん、
もも焼きの本来の味を教えてくれてありがとうございました。
もう宮崎で食べ損ねても安心です。
因みに、この美味しさが忘れられなくて、この後、1週間に3度通いました。
お店情報
もも焼の店 とり乃屋
住所:福岡県福岡市中央区大名2-2-48 プロスペリタ大名2階
電話番号:092-751-4044
営業時間:17:30〜24:00(LO 23:00)
定休日:不定休
※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。
書いた人:泡太郎
福岡を拠点に、フリーでセールスプロモーションに関するプランニングや、広告全般の制作のディレクションを行なっている。とにかくシャンパンが大好きで、夢は、フランス・シャンパーニュ地方でシャンパンを造ること。
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