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樹木希林「がんについては話さない」という示唆に富んだ理由

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 女優の樹木希林(73)は、2013年3月に「全身がん宣言」をした。2004年に乳がんが発見され、右乳房を全摘したが再発を繰り返し、2008年には副腎や脊髄への転移がみつかった。まさに“がんだらけ”の状態だが、映画・テレビ番組への出演など、精力的に女優業を続けている。

 本誌が直撃すると、本人は至って元気な様子だった。

「週刊誌はいつも勝手に書いてくれちゃって、迷惑しているんですよ。私はね、がんに関する取材は一切受け付けていないの。話すことはありません」とピシャリ。全身をがんに冒されていても、悲壮感より“健在”ぶりが印象に残った。

 治療が進歩しただけに、“がんだらけ”という状態になった時、最も大切なのは“気の持ちよう”かもしれない。「がんについては話さない」とした樹木がその理由として語ったことは示唆に富んでいる。

「自分の先輩に私がやっている治療法を紹介したら寿命が延びたのよ。そしたら『私はいつ死ねるのかしら』と愚痴ばかりいうようになってしまった。人間は死ぬべきときに死ぬもので、死ぬ人を引きとめちゃいけない。潔い人は、そこで“お終い”になるというのが、『がん死』の幸せな道だと思っているの」

※週刊ポスト2016年9月16・23日号

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