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【魔法にかけられた街】スペインにある世界遺産の空中都市、クエンカ

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スペイン、カスティーリャ=ラ・マンチャ地方の街クエンカ。断崖絶壁の街が少し離れた場所から見ると宙に浮いているかのように見えることから、「魔法にかけられた街」「空中都市」の異名をとっています。その不思議な魅力に心奪われる街並みをご紹介しましょう。

歴史的城塞都市クエンカ


クエンカはその特異な景観と歴史的重要性から、「歴史的城塞都市クエンカ」として世界遺産に登録されています。

この地域はフカル川とウエカル川に挟まれた石灰岩地質で、川の浸食作用や風化によってこのような断崖絶壁が生まれました。ラテン語で「川の盆地」を意味する”conca”が街の名前の由来といわれています。


クエンカの地に最初に住みついたのはイスラム教徒だったといわれています。9世紀頃に居住地を築いた彼らは、天然の要塞ともいえるクエンカの地にさらに石を積み上げ、難攻不落の要塞を建設しました。

その後12世紀にカスティーリャ王国の領土となり、王国の主要都市の一つとしてキリスト教の街に生まれ変わることとなります。織物工業を主力に16世紀まで順調な成長を遂げたクエンカは、人口の増加に伴い不安定な土地にも開発を加えたため現在のような独特の景観となりました。


クエンカの風景


この街の風景は、まるで数百年前から時をとどめているかのよう。断崖絶壁に立ち並ぶ建造物の数々・・・大自然と人間との共同作品が醸し出す迫力に驚異を覚えずにはいられません。


クエンカの街には荘厳な教会や修道院、紋章を掲げた邸宅など、数々の建造物がオリジナルの状態で残っています。




スペインの青い空に映えるカラフルな建物の数々にも気分が盛り上がりますね。


中世と変わらない急な狭い路地をさまよった後、丘を下り新市街に出れば過去と未来が交錯するような不思議な感覚に魅了されることでしょう。

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クエンカ大聖堂


クエンカの丘で一番高い場所に立つ美しいファサードが印象的な大聖堂は、スペイン唯一のノルマンディー・ゴシック様式の大聖堂です。堂々たる大きさと正方形に近いユニークな形は一度見ると忘れられない存在感。1196年に建設が始まりましたが、いまだ未完成のままとなっています。


内部も繊細なレリーフや彫刻が施された優美な空間で、スペインのなかでも特に美しい大聖堂のひとつとされています。

宙吊りの家


断崖絶壁に立つクエンカのシンボルともいえる建物で、「不安定な家」とも呼ばれています。14世紀に建てられ18世紀中ごろまで市庁舎として使われていた建物で、現在は「スペイン抽象美術館」として公開されているほか、有名レストラン「カサス・コルガーダ」もあり、こちらは景色だけでなく味も評判。



サン・パブロ橋から眺めると、崖の上にせり出すように立っている様子がよくわかり迫力満点です。崖にくっついているだけのように見える建物と崖に飛び出すバルコニーを見ていると、今にも落っこちてしまうのではないかと心配になるほど。まさに「クエンカ名物」といえる奇景です。



マドリードからの日帰りも可能ですが、情緒あふれる夜景を楽しむためにも時間が許すならクエンカでの宿泊がおすすめです。この奇妙かつ可愛らしい中世の街をじっくりと堪能してください。

[Madrid Destino]
[All photos by Shutterstock.com]

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