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紋(家紋)の数とその意味って?

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紋(家紋)は礼装である留袖や喪服には必ず付けるもので、自らの家系を示す大切なものです。家紋を辿ると、祖先の顔が見えてきます。紋(家紋)の数にはちゃんとした意味があります。今回はそんな紋(家紋)についてご紹介します。

 

家紋の種類と意味

 染め抜き日向紋


出典:http://ameblo.jp/

紋の形を面で染め抜き、枠を墨描きしたもの。最上格となる。家紋に丸がある場合、女性は丸を外しても良い。

 

摺り込み日向紋


出典:http://matuya.jimdo.com/

型紙をあて染料で染める摺り込み紋は、着物の地色が薄い場合に用いる。染め抜きより格下。

 

染め抜き陰紋


出典:http://ameblo.jp/

陰紋は輪郭だけで紋を表現したもの。日向紋に対して略式になる。

 

縫いの陰紋


出典:http://item.rakuten.co.jp/

紋を刺繍で表現したもの。染め抜き、摺り込みより格下で一つ紋に用いる。

 

洒落紋

加賀紋


出典:http://www.city.edogawa.tokyo.jp/

一般的には、家紋をアレンジしたものや好きな絵柄を多彩な色彩で染めた紋のこと。

 

加賀縫い紋


出典:http://blogs.yahoo.co.jp/

家紋をアレンジしたものや好きな絵柄を多彩な刺繍で表現した紋のこと。刺繍紋とも。

 

紋の数と意味

紋は入れる位置と数が決まっていて、一つ紋、三つ紋、五つ紋の三通りあり、数が増えるごとに格が上がります。最初に背縫いに背紋を入れると一つ紋と予備、次に両後ろ袖に袖紋を加えると三つ紋に、両胸に抱き紋(胸紋)を入れると五つ紋となります。大きさに決まりはありませんが、女性用は直径5分5厘(2.1センチ)が一般的です。紋を入れると礼装になるため、おしゃれ着には向かなくなります。

 

紋の種類

図案・・・約2万5千種類あると言われます。

表現・・・形を白く染め抜く「日向紋」ともんのりんかくを描く「陰紋」があります。

技法・・・主に地色を染め抜く「染め抜き」、色を染める「摺り込み」、刺繍で表す「縫い」の3主があります。正式には染め抜き、次いで摺り込み、縫いの順となります。五つ紋に入れるのは最も正式な紋である「染め抜き日向紋」です。

女紋・・・父の紋ではなく、母から娘など、女系から女系へと伝える紋のことで、主に関西での風習です。近年は、婚家の紋を新調した着物に付けることが多く、女紋のしきたりも変化しています。女性らしくアレンジした家紋を指すこともあります。

洒落紋・・・本来の紋の意味から離れ、草花や干支など自分の好きな模様を刺繍や染めで表現した遊び心のある紋を洒落紋といいます。家紋の代わりにはなりませんが、無地の紬などおしゃれ着の飾り付けとして付けます。家紋をアレンジして洒落紋にすることもでき、替え紋、伊達紋ともいいます。主に一つ紋でいれます。

 

五つ紋:背紋、袖紋、抱き紋すでてに、染め抜き日向紋を入れる。黒留袖と黒喪服には必須。色留袖に入れることもある。

三つ紋:背紋と袖紋に入れる。陰紋や縫い紋でも良いが、染め抜き日向紋が基本。色留袖や色無地に入れる。

一つ紋:背紋だけに入れる。色留袖や色無地、訪問着、礼装用の江戸小紋、色喪服に入れる。

洒落紋:基本は背紋の一つに。江戸小紋、無地の紬などに入れる。

 

いかがでしょうか?

ネットで家紋の種類などを検索すると一覧サイトも多く出てきますので、ぜひご自分の家紋をご存じない方はこの機会に調べてみるの良いのではないでしょうか?

 

 

 

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