水カン 松尾芭蕉は「ラップがクソ難しかった!」

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水カン 松尾芭蕉は「ラップがクソ難しかった!」
J-WAVE月曜−木曜深夜1時からの番組「SPARK」(水曜ナビゲーター:水曜日のカンパネラ) 。8月31日のオンエアでは、水曜日のカンパネラのコムアイとケンモチヒデフミで、待望の新曲「松尾芭蕉」の制作秘話をお届けしました!

新曲は、トヨタの新型「プリウス」に試乗して感じた乗り心地をもとに作るというコンセプトで作られました。トヨタから依頼があったときはコムアイも、ケンモチも驚いたそうです。

ケンモチ:「乗った感想を音楽で表現してください」っていう依頼で、トヨタさんも着眼点がすごいなって思いましたよ。
コムアイ:無茶振りだよね(笑)。新型「プリウス」は、マイナーチェンジとかじゃなくて、かなり変わったんだよね。車体がかっこいいから、思った以上に気に入りました。
ケンモチ:(デザイン的に)目つきが鋭くなりましたよね。

とのこと。作詞・作曲はケンモチが手がけましたが、本人いわく「快心の出来」だそうです!

ケンモチ:ビートとかも変わったりしてるんですけど、サビのところでコムアイさんの声をいくつも重ねて重厚感を出しました。コムアイさんのいつもと違う一面を出せたんじゃないかと。
コムアイ:エンジニアの松橋さんにも頑張っていただきました。
ケンモチ:「ほそみー」って歌ってるけど、厚みは出てるっていう。

タイトルが「松尾芭蕉」というのも気になるところです。実は、ケンモチが提案したタイトルには3つの候補があり、「葛飾北斎」(富嶽三十六景)、「弥次さん 喜多さん」(東海道中膝栗毛)も候補に入っていたとか。

ケンモチ:コムアイさんの鶴の一声で決まりました。
コムアイ:ざっくりしたイメージだけど、「プリウス」が大人の車だから、松尾芭蕉が良いかなと。松尾芭蕉だと「おくのほそ道」で「道」もイメージできるし。
ケンモチ:江戸時代だと、旅をするのは人生の一大イベントだったけど、現代なら車ですぐに行けるギャップの面白さもあります。

非常にかっこいい曲ですが、コムアイにとってはラップが非常に難しかったそうです。

コムアイ:ラップがクソ難しくて。あ、「クソ」って言っちゃった(笑)。
ケンモチ:そこは気を使うところじゃないよ(笑)。
コムアイ:今までで一番ラップが難しくて、歌詞カード見たとき、びっくりするくらい言葉が詰まってたから、ちっちゃい「っ」とかを省いて工夫したほどで。(歌詞に出てくる)「フォルダーカップ2個つき」の部分とかいらないよね(笑)。
ケンモチ:でも、それがないと韻を踏めないの。

と、裏話も明かしてくれました! 山田智和さんが手がけたミュージックビデオにも注目です。前作「ツチノコ」ともまた違った作品に仕上がっていますよ。

コムアイ:CGをガンガン使って、今までにないチャレンジだよね。
ケンモチ:智和さんの中のユーモアのセンスが出てますよ。男がランニングマシーンで走ってるところとかね。「フザけてるんだけど真面目」な感じが出てます。

ということで、話を聞けば聞くほど気になります。「松尾芭蕉」のミュージックビデオは絶賛公開中なので、ぜひご覧ください!

【関連サイト】
「SPARK」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/blog/spark/

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