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大人の女性は想像以上に泣いている!? 育児をして初めて知った“疲れ涙”の存在

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大人になってから泣いた記憶といえば、思い出すのは親友の結婚式に出た時や心に響く映画を見た時のこと。

もちろん悲しかったり悔しかったりして泣いたこともありますが、私の場合、幸い30代に入ってからの涙はほぼ感動によるものでした。

……そう、育児を始めるまでは(笑)。

育児を始めてからというもの、身近な母親仲間の話を聞いて、想像以上に大人の女性が泣いてる事実に目からウロコ。

かくいう自分も、出産直後から、マタニティーブルーで涙、睡眠不足が辛くて涙、乳腺炎の痛みに涙、友達や仕事との距離に涙……などなど、順調に涙のバリエーションが拡大中です。 cosmicさんの関連記事:切開?穿刺?麻酔なし!? 重症化した乳腺炎で外科へ…!想像しただけで痛そうな処置の実際

息子が1歳を過ぎたここ最近、時々つーっと出てくる涙に名前を付けるとしたら、“疲れ涙”というところでしょうか。

例えば……つい先日の出来事について書いてみたいと思います。

まず大前提として、我が家の大きな問題になっているのが、息子が寝ないこと。

夜は遅くまで寝ない(いろいろ試してはみたものの、解決できないまま今に至る)ため、大人がひと息つく時間はなし。 cosmicさんの関連記事:就寝時間がどんどん遅く…。体力余り気味?な1歳児とママパパの寝かしつけバトル

それでいて朝も普通に起きる(起きない場合も、これ以上夜更かしになると困るので起こす)ため、私のほうの体力も、回復度は100%とはいかず、70%くらい充電できた……かな?といったところで1日が始まります。

その日は、知り合ったばかりのママ友さんとランチの約束をしていました。

私なりにタイムスケジュールを考えて、午前中に親子で身体を動かしてから向かったのですが、それでも息子のパワーはあり余っている様子。

なんとかごはんは食べさせたものの、じっと座っていられるはずはなく、目を離した隙にテーブルの上のものを床にポイッ、コップに手を伸ばして水をパシャッ。そのうち声を上げてぐずり始めました。

注文したグラタンがどんどん冷めていく中、中座してベビーカー散歩を敢行。

するとようやくお昼寝開始、そしてママ友さんの息子さんもウトウト。どうにかランチを楽しめる状況に。

しかし、そんなご褒美タイムは1時間ほどで終了。

ランチの後は絵本の読み聞かせイベントに参加することにしたのですが、息子は珍しい空間にテンションが上がったのか部屋中を駆け回って大はしゃぎ。

結局、イベント時間の9割は息子を追いかけ、残りの1割は抱っこして壁紙の電車を見せ続けて終わりました。

せっかくの絵本の内容は……まったく思い出せません。

イベントの後は、ママ友さんがキッズスペースへと誘ってくれて行ってみたものの、息子はあっという間に脱走して裸足のままフロアを全力疾走。

一緒に遊ばせたかったけれど、わずか5分で失礼することに。

「あぁ~今日もバタバタだったなぁ……」。

ベビーカーに乗せて帰ろうとすると息子はおとなしくなり、私は少し休みたくなりました。

目に入ったのは、ファーストフード店。

「ここなら座って休憩できるかも?」

無性に塩辛いものを欲していたので、ドリンクとポテトを買い、ベビーカーを停めて、ペーパーナフキンを取ろうと後ろを向いた瞬間。

「ザザザザザー!!」

振り返ると、ベビーカーから小さな手が伸び、たった今買ったばかりのポテトが1本残らず床にぶちまけられているではありませんか!

「はあ……こんな日はもう帰ろう……」。

この日は大雨。レインカバーを嫌がる息子との攻防を繰り広げながら、2人してずぶ濡れになって帰宅。

けれど、家でもイタズラ攻撃は続きます。

玄関を入ると、家中の靴を持って上がってきて部屋でゴロゴロ。

洗濯物を片付けていると、畳み終えたばかりの洋服をクシャクシャ。

そして極めつけは……料理をしていると、1人でトイレへ侵入し、お気に入りのぬいぐるみを便器にドボン!

こうして、この日のノルマに“ぬいぐるみの洗濯”が追加。

いつものことながら、寝るまでのルーティーンもスムーズにはいきません。

ごはん→食べない→こぼす

お風呂→水分補給→こぼす

歯磨き→逃げる

オムツ→逃げる

寝かしつけ→寝ない→逃げる→つかまえる→泣く……(以下エンドレス)。

この時点で、70%からスタートした私の体力はー30%くらいに。

やっとのことで息子が寝た後、例のぬいぐるみを手洗いしていると、さらに-50%くらいまで下降し、無言のままため息と涙が……。

「愛情がなければやってられない!」を実感した1日でした。

大きな事件が起きたわけではなく、あったのは日常生活の中のトホホな出来事ばかり。

後から思い出したらむしろ笑えるはず、というのも想像できます。

それでも疲れに押しつぶされてしまうと、涙が出てしまうものなんですね。

こんな冴えない記録が何かの役に立つかは分かりませんが、同じような経験をしている方がいたら、握手して声を掛けたいです。「お互い頑張りましょう!」と。

著者:cosmic

年齢:36歳

子どもの年齢:0歳5ヶ月

フリーライター。女性誌やWEBなどで執筆。遠距離結婚生活を経て、2015年に長男を出産。“東京で仕事”と“関西で育児”、両方の暮らしを楽しむのがマイテーマ。目下、知らないことだらけのベビーワールドをキョロキョロ探検中です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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