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オリンピックの陸上競技はなぜ会期の後半に行われるのか

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 8月5日から21日にかけて開催された、リオデジャネイロオリンピック。今回もオリンピックの開会式においては、自国の国旗を掲げた旗手が選手団を先導しましたが、その国旗そのものに注目したことはあるでしょうか。

 実はこれら参加国の国旗、自国から持参するわけではなく、開催国が用意したものを使用します。国旗は国によって縦横の比率が異なり、それぞれの国が自国から国旗を持ち寄ると、旗の形がバラバラになってしまうため、開催国が縦横の比率もサイズも統一した旗を用意することで入場シーンの統一感を作り出しているのだそうです。

 そうした開会式にはじまり、28競技306種目が行われたなかで、2004年のアテネオリッピック以来3大会ぶりのメダルを獲得したのはシンクロナイズド・スイミング。シンクロといえば、選手たちのテカテカの引っ詰め髪が印象的ですが、あの光沢はゼラチンによるもの。水中で激しい動きをするスポーツのため、普通に髪をゴムで束ねているだけでは、ほどける可能性があります。そこで、髪の乱れを防ぐため、選手たちは、水に溶かしたゼラチンで髪を塗り固めているといいます。

 そんなシンクロは、プールのなかで音楽にあわせてダンスを披露しますが、水中に潜っていることも多い選手たちは、果たして音楽を聞き取れているのかと疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 本書『雑談のネタ本』によれば、選手たちには水中でもはっきりと音楽が聞こえているとのこと。プール内には、水中スピーカーが用意されており、音は空気中よりも水中の方がよく伝わるため、「シンクロの選手たちは、クリアに聞こえてくる音楽に合わせて舞っているのだ」(本書より)といいます。

 さらにオリンピックにおいて、その2週間あまりの会期中、陸上競技が行われるのは常に会期の後半。なぜ後半に行われるのかというと、閉会式を盛り上げるためなのだそう。陸上競技は種目数が多い分、選手の数も多く、陸上競技が早めの時期に終わってしまうと、たくさんの選手たちが閉会式を待たずに帰国してしまうことに。実際、1956年に行われたメルボルン大会では、会期前半に陸上競技が行われたため、陸上選手の大半が帰国してしまい閉会式は寂しいものになってしまいました。以後、陸上競技は大会後半に行い、選手を足止めしているのだといいます。

 本書『雑談のネタ本』には、こうしたオリンピックにまつわるネタはもちろん、あらゆるジャンルの雑談ネタが満載。話題に困ったときの頼れる一冊になるはずです。

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