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『とと姉ちゃん』過去の商品集める苦労、食パンはNHK特製

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 後半戦に入ったNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』がますます好調だ。生活総合誌『暮しの手帖』を創業した大橋鎭子さんをモチーフにした主人公の小橋常子(高畑充希)が、『あなたの暮し』を創刊。初週から現在まで20週連続で視聴率20%の大台を超えている。

 ドラマでは「商品試験」がスタートし、同じビルの1 階が実験室に。これからも劇中で多くの商品試験が行われることになるが、数十年前の商品を再現するのは想像を絶する苦労があるようだ。

 例えば、22日放送から試験を始めたトースターは、当時あったトースターを集めるのも、実際に焼けるようにメンテナンスするのも大変だった。

「しかも製品はドラマ上、新品として扱わなければいけないので、箱や取り扱い説明書も一から全部作りました。今の段ボールとは全然違う組み立て方なので、当時と同じものを型から起こして作ったんです」(NHKデザインセンター映像デザイン部チーフデザイナーの近藤智さん)

 それだけではない。

「今の食パンは当時のトースターに入らないものもあるんです。当時は今の7割くらいの大きさしかないものもあるので、食パンの型から作って、業者の人に食パンを焼いてもらいました」

 と近藤さん。画面に映るおいしそうな食パンは、実は「NHK特製」だったのだ。

 ひとつの商品試験の準備にこれほど多くの手間暇がかかっているのはドラマ本編と同じだ。放送終了まであと1か月あまり。撮影の舞台裏を想像しながら、『とと姉ちゃん』を隅々まで楽しみたい。

※女性セブン2016年9月8日号

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