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せっかちな東京ではターボ付きが正解!?【アルトラパン編・東京スマート軽ライフ】

自動車ライター、塩見智さんが軽自動車に約1ヵ月間乗り、東京での軽ライフをリポートする「東京スマート軽ライフ」。高級車が溢れる東京での軽ライフを赤裸々につづっていく。今回はアルトラパン編の第2回。

▲アルトラパンの軽ライフは2週間と短かったため、リポートは今回が最後。交通量の多い東京で自然吸気エンジンの車に乗ることについて言及する

▲アルトラパンの軽ライフは2週間と短かったため、リポートは今回が最後。交通量の多い東京で自然吸気エンジンの車に乗ることについて言及する

やっぱりリアシートは分割可倒式が便利

ラパンに乗り始めて2週間。明るいベージュのインテリアとソフトな乗り心地に癒やされる日々を送ってきた。が、だいたいわかったので、ラパンは今週で最終回。前回導入文を書いたばかりだが、今回が最終回だ。念のために書いておくが、ラパンを気に入らないから切り上げたというわけではなく、計画どおりなのであしからず。

ラパンのまとめの前に、以前、アルトワークスの回に「リアシートを分割して倒せないので、キャディバッグなどの長尺物を積む際に不便」と書いたが、そのことに関連し、私のTwitterに「コラムを読んでいて、私も同じ事を思っていたので改善してみました」と、写真付きのメンションをいただいた。その方はアルトターボRSにお乗りで、記事同様、純正の状態でキャディバッグを積むとリアシートがすべて潰れることに不満を抱き、少し加工してラパンのリアシートを装着したという。

同じプラットフォームを使っているにも関わらず、アルトのリアシートが分割可倒式じゃないのに対し、ラパンのそれは分割可倒式。なぜ? アルトは徹底した軽量化を目標としていたからかもしれない。コストの都合もあるのだろう。けれど、パワーのあるターボRSやワークスには分割可倒式を採用してもいいのでは? 実際に加工してラパン用を装着している人もいるくらいなんだから、マイチェン時にはなんとか分割可倒式リアシートを採用してほしい。

▲分割可倒式のラパンの後部座席。キャディバッグを積んでもリアシートがすべて潰れることはないので使いやすい

▲分割可倒式のラパンの後部座席。キャディバッグを積んでもリアシートがすべて潰れることはないので使いやすい

▲ちなみに、後部座席はかなり広々! ちょっとした買い物なら後部座席にそのまま荷物を積み込めば問題ない

▲ちなみに、後部座席はかなり広々! ちょっとした買い物なら後部座席にそのまま荷物を積み込めば問題ない

東京で乗るならターボがあると◎

ラパンの話に戻す。日々渋滞かストップ&ゴーの繰り返しで、たまに交通量が少ないときには妙に流れが速いという非常にせっかちな東京で、自然吸気エンジンの軽自動車は十分に走り回ることができたかどうか。

近頃の登録車(軽自動車ではない車)は総じてパワフルだ。ターボ付きとなるとなおさら。ターボ付きであれば軽自動車でも速い。軽自動車の場合、自然吸気エンジンはターボエンジンの6割程度のパワーにとどまる。とはいえ、ラパンは車重が軽いので、負荷が高くない領域、例えば一般道をトコトコ走るような場面であればさほど痛痒を感じない。パワフルではないが、イライラするほどの遅さでもない。

ただし、制限速度は60km/hだが、実際は速度100km/h前後で流れている首都高では、もう少しパワーがあったらなと感じさせる。特に入り口や合流で、鋭い加速を望んでアクセルを深く踏み込んでも思うように加速してくれないのは寂しい。もちろんアクセルを踏んだまま待っていれば100km/hに達するが、要する時間が長い。良し悪しは別にして、首都高ではビュッと加速し、ビュッと止まるような運転の繰り返しが求められる。ただし、遅いからといって頼りないわけではない。ボディは比較的しっかりしていて安心感があり、遅いが怖くはない。

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