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『暮しの手帖』元編集部員 『とと姉ちゃん』見て編集部思い出す

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 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』がますます好調だ。生活総合誌『暮しの手帖』を創業した大橋鎭子さんをモチーフにした主人公の小橋常子(高畑充希)が、『あなたの暮し』を創刊。現在まで20週連続で20%の大台を超える視聴率は、雑誌の目玉企画となる「商品試験」の放送が始まった翌日、17日の放送回は平均視聴率25.9%と、番組過去最高を記録した。

 その舞台となっている、銀座のレトロな雰囲気のビルの一角にある編集部は、『あなたの暮し』編集部のモチーフになっている『暮しの手帖』編集部の当時の様子を取材したうえで、NHKがオリジナルで制作したものだ。

「ドラマを見て、実際に銀座にあった頃の編集部を思い出しました」

 そう語るのは、『暮しの手帖』元編集部員の小榑(こぐれ)雅章さん(78才)。

「実際の編集部は3階にありましたが、ガラスの格子戸や茶色い木の雰囲気など全体的な雰囲気はよく似ています。花森さんの“暮しの手帖社は銀座でなければいけない”というこだわりで、空襲で焼け残った、古いけれどしゃれたビルを借りたんです」

 花山の青い机や文房具も、花森さんのそれにそっくりだという。

「花森さんは文房具にすごくこだわりがあって、“道具には命がある。大事に使って使い切ってあげないとかわいそうだ”と言って、万年筆もインクも鉛筆も最後まで使っていました。ものに対しても、人に対しても思いやりがあり、優しい人でしたね。ただ、鉛筆はたしかに毎朝ぼくたちが一生懸命削って並べていたけど、ドラマみたいにたくさん、きれいには並んでいなかったなぁ(笑い)」(小榑さん)

※女性セブン2016年9月8日号

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