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プロ野球・巨人の清武代表、渡邉恒雄会長の「人事独裁」を内部告発 (「声明」全文あり)

清武球団代表

 プロ野球の読売巨人軍の清武英利球団代表は2011年11月11日、都内の文部科学省で緊急記者会見を開き、読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆で読売巨人軍会長の渡邉恒雄氏の「人事独裁」に抗議し、内部告発した。

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 清武代表は、すでに渡邉氏に説明し了承を経た「岡崎郁ヘッドコーチ」を含む来季のコーチ人事の内容と構想を、”鶴の一言”で覆され、「ヘッドコーチを江川卓氏とする」と告げられたことを明かした。また清武氏と同行して渡邉氏に説明した桃井恒和オーナー兼球団社長が、オーナーから外される内示が7日に出されたことなども「声明」の中で発表した。

 清武代表は会見の中、

「(渡邉会長は)鶴の一声で覆した。プロ野球界におけるオーナーやGM制度をないがしろにするだけでなく、選手らを裏切り、ひいてはファンを裏切る暴挙。ことはコーチや選手との信頼関係を基盤とする球団経営の原則、プロ野球界のルールに関わること。それが守られないのでは、球界で生きる選手、コーチ、監督の基本的人権をないがしろにしたと言われかねない」

と、涙を流しながら訴えた。

■清武球団代表による「声明」全文

清武球団代表

 私は一昨日、11月9日、読売新聞社の主筆であり、読売巨人軍の取締役会長である渡邉恒雄氏から、「巨人軍の一軍ヘッドコーチは江川卓氏とし、岡崎郁ヘッドコーチは降格させる。江川氏との交渉も始めている」と言われました。

 既に、桃井恒和オーナー兼代表取締役社長や原監督と協議して、ヘッドコーチは岡崎氏と内定しており、その旨を岡崎氏や監督に伝え、オーナーが決定した年俸で今日11日に契約書を取り交わすことになっていました。ご本人やチーム首脳もそのつもりで、宮崎で秋季キャンプに入っていたにも関わらず、渡邉氏はそれを覆し、江川氏をヘッドコーチにするというのです。

 江川氏は私も尊敬する優れた野球人です。しかし、私と桃井オーナーは10月20日に読売新聞本社の渡邉会長を訪れ、岡崎氏がヘッドコーチに留任することを含む、コーチ人事の内容と構想、今後の補強課題を記載した書類を持参して報告し、渡邉氏の了承も得ていたのです。にもかかわらず、渡邉氏は11月4日夜、記者団に「俺は何にも報告聞いていない。俺に報告なしに、勝手にコーチの人事をいじくるというのは、そんなことありうるのかね。俺は知らん。責任持たんよ。」という発言をされています。

 しかし、それは全く事実に反することです。もし、私と桃井オーナーが書類を持参して報告したことに対し、自分が了承したことを全く忘れておられるということなら、渡邉氏は任に堪えないということにもなりかねません。忘れておられていないというのならば、渡邉氏は自分も報告を受けて了承し内定し、さらに一人ひとりの意思も確認され、契約書締結にも着手されていた人事を、オーナー兼代表取締役社長を飛び越えて、鶴の一声で覆したことになります。コーチたちにはプライドもあり、生活もかかっているのです。

 これはプロ野球界におけるオーナーやGM制度をないがしろにするだけでなく、内示を受けたコーチや彼らの指導を受ける選手を裏切り、ひいてはファンをも裏切る暴挙ではないでしょうか。ことは、コーチや選手との信頼関係を基盤とする球団経営の原則、プロ野球界のルールに関わることです。それが守られないのでは、球界で生きる選手、コーチ、監督の基本的人権をないがしろにした、といわれかねません。

 巨人軍も読売新聞グループの一員であることは十分承知しているからこそ、渡邉氏に丁寧に報告をし、意見を伺ってきましたが、巨人軍は子会社といえども独立した会社でもあります。渡邊氏が酔ったうえで「俺に報告なしに、勝手にコーチの人事をいじくっている」と事実に反する発言を記者団にすることは経営者としても許されないことです。

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