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え、逆効果?健康的だと思ってたけど本当はNGな「食べ合わせ」

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健康のことを考えたとき、一番に始めるたいのが「食生活の改善」。野菜を多めに摂ったり、玄米にしてみたり、なんとなくでも栄養管理をする人も多いはず。

しかし、そこに意外な落とし穴があるのです。

とくに「食べ合わせ」に注意しないと、体調不良や病気の原因にもなるなど、逆効果になってしまうことも。

ここでは、米国ジョージア州立大学などあらゆる大学で学び、日本で初めて栄養学的な面から「食べ合わせ」を提唱した、栄養学博士の白鳥早奈英さん著『やってはいけない「食べ合わせ」』から、意外なNG例を紹介しましょう。

01.【玄米+野菜】血管や筋肉が老化してしまう…

健康のために「玄米菜食」を心がけている人も多いでしょう。でもじつはどちらも食物繊維を多く含むので「玄米と野菜だけ」だと過剰摂取になってしまい、体に良くありません。

食物繊維は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを排出してしまう作用もあります。そしてカルシウム不足は、精神不安定や骨粗しょう症、高血圧、動脈硬化の原因になることも…。またマグネシウムは筋肉の動き、骨の形成を助ける働きがあります。

この2つのミネラルが不足すると、心臓の筋肉も充分に動かなくなってしまう恐れがあるので、気をつけましょう。

02.【大豆+ひじき】腸が弱っている人には逆効果

和食の定番とも言える「大豆とひじきの煮物」。じつはこれ、大豆の「フィチン酸」がひじきに含まれるカルシウムの吸収を妨げる、良くない食べ合わせ。

大豆は便秘解消効果のあるサポニンを多く含んでいるので、ひじきの食物繊維と合わさると、腸を刺激しすぎるケースも…。

便秘解消は「繊維の多い野菜をたくさんとればいい」というわけではありません。オススメは「半熟卵+オクラの煮物」。消化吸収がいいだけでなく、オクラに含まれるペプチンが腸をいたわってくれます。

03.【赤ピーマン+キュウリ】ビタミンCが壊れちゃう!

味にクセがなく、色どりもよいキュウリは、どんなサラダにもよく合います。でも、キュウリに含まれるアスコルビナーゼという酵素はビタミンCを破壊してしまいます。

この酵素はキュウリ以外にも、ニンジンやカボチャに含まれていますが、48℃以上の熱を加えれば大丈夫。生で食べるときは、酢の入ったドレッシングをかけるのが◎。

ビタミンCが豊富な赤ピーマンなどの野菜だとアスコルビナーゼが作用してしまうので、食べ合わせるならセロリのようなビタミンB1、B2を含む野菜と食べ合わせてみては?

04.【ニンジン+バター】体調不良を引き起こす

じつは、摂取しすぎると危険なビタミンもあります。

ビタミンB1・B2・B6・B12・Cやニコチン酸、パントテン酸といった「水溶性ビタミン」は、どれだけ摂取しても体外に排出されます。「脂溶性ビタミン」であるビタミンA・D・E・Kは、体内に蓄積されるので注意が必要です。

とくにビタミンAは、1日の必要量を超えると「過剰症」になることも。急性の場合は吐き気や眠気、慢性の場合は食欲不振などの原因にもなります。

たとえば、バターの脂肪分はニンジンのβ-カロテンの吸収を促進しますが、カロテンは体内に吸収されるとビタミンAになるので、この食べ合わせは厳禁。

05.【ほうれん草+ゆで卵】鉄分不足に注意

日本人は一般的に鉄分不足の傾向があります。とくに、貧血を引き起こしやすい「潜在性鉄欠乏症」の人が多いんです。

鉄には、動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と、植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」の2種類があって、どちらも必要です。「ヘム鉄」に比べて「非ヘム鉄」は吸収されにくいので、食べ合わせで手助けをしましょう。

たとえば「非ヘム鉄」を多く含む、ほうれん草。ビタミンCも含まれているので、タンパク質が摂取できるイワシの丸干しなどとの食べ合わせがオススメです。

逆に、ゆで卵は含硫アミノ酸が熱分解して硫化水素になるので、「非ヘム鉄」と結合すると、せっかくの栄養素が台無しになってしまいます…。

【関連記事】『体にいいつもりが逆効果!やってはいけない「食べ合わせ」』著:白鳥 早奈英

意外と知られていない、やってはいけない「食べ合わせ」。日本で初めて栄養学的な面から「食べ合わせ」を提唱した栄養学博士の白鳥早奈英さんが、栄養効果をムダにしない「食べ合わせ」を解説します。栄養素を効率よく摂取する食べ方が多数掲載された健康に役立つ一冊。

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