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風呂出トレ太先生による「エンジニアの技術習得講座」【エンジニア予備校#1】 #engineer_moshi

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「価値のあるエンジニアになりたいけど…」と、漠然と考えていたカケルとタエ子の前にあらわれた、エンジニア予備校の熱血塾長。
彼がまずはじめに2人に紹介したのは、エンジニアの技術習得についての先生!あれ、どこかで見たことがあるような…!?

登場人物

塾長

昔、多くの部下をデスマーチで失ってしまったことから、しっかりとエンジニアの価値を世に伝えるため熱血指導を志す。

高堂カケル(コードカケル)

高専で情報処理を専攻し、都内のソフトウェア会社にインターン中。流行の技術を追うのが大好き。Rebuildにいつか出ることが夢。

二徹タエコ(ニテツタエコ)

大学を卒業し、たまたま受かったIT企業に就職。なんとなくやってきたが、これでよいのか悩んでいる。責任感が強く、残業を任されることが多い入社5年目。

風呂出トレ太先生(フロデトレタ)

高校生の頃、データ入力のバイトをしている際に、プログラムを書いて自動化したことがきっかけでエンジニアの道に入る。お風呂が大好きなので、いつも入浴しながらプログラミングしている。新しい技術を追いつつ、サービスのこともしっかり考えるバランス感覚を大事にしている。

#1 風呂出トレ太先生による「エンジニアの技術習得講座」

それでは早速、特別講師による1時限目を始めたいと思う!最初のモンスターはコイツだ〜!


(こういうノリの学校だったかしら?)


ウェイヨー!


キャッー!


スゴイのが出てきたぞ!

三度の飯より風呂とプログラミングが大好きな風呂出トレ太先生だ。風呂出先生には、エンジニアの技術習得について講義をしてもらう。

知っての通り、エンジニアは仕事を通してはもちろんのこと、それ以外にも常に学び続けないといけない職種である。今回はどのように技術を学び、エンジニアとしての価値を作っていくか話したいと思う。


(お風呂に入っている以外はまともそうで良かったわ…!)


ところでみんなは、ちゃんと技術を磨いているかな?

実はオレ、インターン先で新しい技術をバンバン取り入れてシステムをアップデートしようとしたらスゲー怒られちゃったんです。スゲー環境でスゲー技術つかってスゲーことやりたいのに「新しい技術の実績がない」とか「導入コストがかかる」とか「他の人が使えない」とかいろいろな理由でダメにされて…。

なるほど、それは良い経験をしたね。大事なことを教えよう。まず、スゲー環境でスゲー新しい技術を使ったところで、スゲーことができるかは一致しない!


ッー!!!


個人で新しい技術を試すのは良いだろう。むしろ必要なことだ。ただし組織で技術を採用するとなると一段レベルが上がる。まずその技術についてしっかりと調べることから始まり、ライセンス、導入コスト、将来安定してサポートを受けられるか。また、もしベンダーがサポートを止めても対応できるかなどを検証していくことになる。一見便利そうに見えても、使っているうちに不良債権となる場合もある。このようなことを踏まえていくのが組織での技術戦略なんだ。

確かに、私も古いバージョンでしか動かないライブラリのせいで徹夜したことあるわ…。

でも、それだとなかなか新しい技術を採用できないように聞こえるけれど…。もっと自由にスクラップ&ビルドしていきたいっす!

もちろんそういうやり方もある。ただ、いろいろな技術が出て目移りしてしまうのはよくあることなんだ。その場合「新しい技術を探すのでなく、技術を使いこなすのが大事」と考えるのが良いかもしれない。実際にいろいろな技術を中途半端にかじっているより、しっかりと一つの技術を使いこなしている方がエンジニアとしてかっこいいと思わないかな?そうやって一つの技術を使いこなすうちに、それを支える下の技術も分かってくるようになる。一つの技術を深堀りした経験は、使う技術が変わってもずっと役に立つぞ。

確かに基礎がしっかりしていると、応用も利くと言うわね。ただ私の場合は新しい技術というより、モバイルアプリの開発をしたいだけなのだけど、なかなかそういう機会がなくて…。上司も「うちはあまりそういうのやっていないから」と取り合ってくれなくて…。


その場合は転職しよう。


!!!

これは当たり前の話で、まず会社は稼がないといけないんだ!その会社がやりたいことに対して稼げないと判断している、もしくは投資が見合わないと考えているのなら、それはただのミスマッチとしか言えない。


で、でも…。

もちろん転職以外に、その職場を変えていく努力をすることも悪くない。「実績がない?」そう言われたらこう返してやるんだ。「オレが実績だ!」


私が、実績…!?

まず、使いたい技術で何かを作ってみることだ。例えば社員が使うような社内ツールだったら、みんなも触れられるのでいいぞ。

そんな、急に言われても….。実は新しいソフトをイチから作ったことがなくて、まず何から手をつければ…。

まずはドットインストールをやるんだ。写経で同じことを自分の手で書いていくと、そのうち何も見なくても書けるようになる。

確かにプログラミングを始めた時は、技術書に書いてあるソースを書いて覚えたわね。


(ドットインストール名指し…!)

システムやサービスもその延長にある。その技術でできることが理解できてきたら、持っている知識で作れるものが思いつくようになるだろう。もし思いつかない場合は、友達にでも聞けばいい。


友達、少ないけど頑張るわ…!

そう、すでにあるサービスやシステムでも構わないから、最初はまず作ることが大事なんだ。実際に新しい技術を試した人が社内にいるかいないかで、大きく判断は変わるからね。


ちなみに、それでも会社でやりたいことができなかったら…?


いや、そこは転職しなよ!

手を動かしたことは必ず力になる。なので、あまり損得考えずに自分のやりたいことを追求するのも大事なんだ。また、できたものは人に見せてレビューしてもらうと成長が飛躍的に伸びる。作る上で分からなかったことや解決したことがあれば、QiitaやGithubに書いてアウトプットする癖を身に付けるのも大事だ。また勉強会に行って発表するのも良いだろう。


俺もイベントで作ったものを発表して、目立ちたいぜ!

ま、所詮エンジニアなのでキラキラ輝いているのはその瞬間だけだったりするけどね。何はともあれ、勉強会に出ると社内外問わず目標となる人や友達をみつけられるのが良いところだよね。

参考となる人は大事ね。確かに社内でやっている人がいなければ社外で見つけるしかないわ。

ひとつ気づいてほしいのは、エンジニアの世界も競争社会ということなんだ。「どんなものも、その90%はゴミ」というスタージョンの法則がある。これは極端かもしれないけれど、もしかしたら本当にエンジニアの9割はゴミのような仕事をしているのかもしれない。そして怖いのは、閉じた環境にいるとそのことに気づかず、どんどんダメになる悪い循環に陥ってしまうこと。それを良い循環にして、より良い仕事をしていくには新しい技術を正しく身に付けて、ちゃんとアウトプットをしていくことが大事なんだ。

うー、オレ昔から駆けっことか苦手でエンジニアになったのに、ここでも競争しないといけないのか…!

そう思うとつらいけれど、エンジニアの良いところは、いくつかの要素がかけ合わさって個性を出せるところなんだ。もちろん、ある分野においてトップを目指すのは簡単なことじゃない。ただトップの一握りだけが活躍するわけでもないんだ。例えばモバイルアプリとサーバサイドが書けるのは強みになる。サーバサイドでもDBに強かったり、データの解析が加わると希少価値が増えるだろう。開発に限らず、サービス企画ができるエンジニアなんてなかなか魅力的だぞ。


そう思うと、エンジニアは本当にいろいろな可能性があるわね!


そう、そのためにはまず基礎知識を身に付けながら、新しい技術を正しく取り入れていくこと。そしてアウトプットをしていくこと。この二つができれば立派に道を切り開ける。


表面的な流行に惑われずに、しっかりと勉強します!

(取材協力 : 株式会社トレタ CTO 増井雄一郎さん)

次回予告 : 「#2 はじめてのサービス開発」

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