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相次ぐホームでの人身事故。ホームドアの設置はなぜ進まない?

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 8月15日の午後6時過ぎくらいに、東京メトロ銀座線青山1丁目駅において人身事故が発生しました。この人身事故は、盲導犬を連れた目の不自由な方が、ホームから転落したものだということでしたが、ほんとうに痛ましい事故だと思います。
通常は、盲導犬が線路側、つまりホームの端を歩くようにするらしいのですが、そうではなかったとの報道もあります。そのようにしていなかったからといって、その人を責めることはできないでしょう。様々な事情があって、やむなく線路側をその人が歩いたのかもしれないからです。

 今回の事故を受けて、ホームドアの設置をという声も聞こえてきます。
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)は、公共交通機関の事業者に対して、駅などの旅客施設を新設する際にはホームドア等の転落防止設備の設置を義務付けていますが(同法8条1項移動等円滑化のために必要な旅客施設又は車両等の構造及び設備に関する基準を定める省令20条)、既存の施設については努力義務にとどまっています。

 銀座線は、日本で初めての地下鉄で、当初からホームがかなり狭く、ホームドアを設置するためには、まずはホームの拡張工事が必要だということだそうです。
 さらに、他線との乗り入れで、異なる車両(ドア位置が異なる)もホームに入ってくることもホームドアの設置が困難な理由となっているようです。

 東京メトロからは、できるところから手を付けていくというコメントが発表されました。
 しかし、できるところとは、とりもなおさず、ホームドアを設置することができる程度にホームの幅などがあるということであって、他の狭いホームに比較すると、危険性が少ないところであるといえるのではないでしょうか。
 もちろん、できるところから手を付けることは重要であって、それは否定しませんが、狭いホームに何らかの対策はないものでしょうか。

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