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年代、ジャンル問わず、真の音楽通に受け入れられる、デ・ラ・ソウルの12年ぶり新作(Album Review)

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年代、ジャンル問わず、真の音楽通に受け入れられる、デ・ラ・ソウルの12年ぶり新作(Album Review)

 1989年、名盤『3・フィート・ハイ&ライジング』でデビューし、ヒップホップの元祖、レジェンドとして君臨する、デ・ラ・ソウルの3人が、およそ12年ぶりとなる新作『アンド・ザ・アノニマス・ノーバディー』を2016年8月26日(国内盤は9月28日予定)にリリースした。

 本作からは、スヌープ・ドッグが参加した「ペイン」が先行シングルとしてカットされ、その他にもピート・ロックやジル・スコット、アッシャーなどのベテランから、エステルや2チェインズなど、2000年代以降にブレイクした面々、UKロック・バンド、ブラーのデーモン・アルバーンや、スウェーデン出身のエレポップ・バンド、リトル・ドラゴン、デヴィッド・バーンなど、バラエティに富んだゲストが参加している。

 90年代初期そのまま、ヒップホップのリイシュー盤を聴いているような感覚の本作は、「ヒップホップのルーツに忠実に音楽を作る」ということをコンセプトとしてあげていて、初期のデ・ラ・ソウルを愛聴するファンも納得の音作りが再現されている。アートタッチなジャケットも、“ヒップホップのルーツ”が伺える仕上がりだ。

 ホーンにスクラッチ、ドラムにローズ・ピアノなど、生楽器の音をバックトラックにしたサウンドに、MCやヴォーカルを絡ませるスタイル。流行を無理に取り入れてみたりと、無理に売り込もうとしないのも、アーティストとしての拘りが感じられる。単調にはならず、バラエティに富んだ印象を受けるのは、ゲストの特性が活かされているからだろう。

 デ・ラ・ソウルの音楽は、デビュー当初からヒップホップ/R&Bのみならず、ロックやジャズ、ポップス畑まで、幅広いファンを魅了してきた。本作も、年代、ジャンル問わず、真の音楽通に受け入れられる作品であることは間違いない。太鼓判を押せる名盤『アンド・ザ・アノニマス・ノーバディー』を引っさげ、10月17日、18日にビルボードライブ東京で、来日公演が決定している。

Text:本家一成

◎リリース情報
『アンド・ジ・アノニマス・ノーバディ』
デ・ラ・ソウル
2016/09/28 RELEASE
2,376円(plus tax)

◎公演情報
【デ・ラ・ソウル】
ビルボードライブ東京
2016年10月17日(月)~18日(火)
1stステージ開場17:30 開演19:00
2ndステージ開場20:45 開演21:30
INFO: http://www.billboard-live.com

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