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記憶力を上げるには、勉強の4時間後に「エクササイズ」をするといい(研究結果)

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大人になってからいざ勉強を始めてみると、学生時代に比べて自分の記憶力が落ちていることに愕然とすることがあります。資格試験の勉強などで苦しんだ記憶がある人も多いのでは?

「勉強したことを少しでも記憶として定着させたい!」そんなあなたは、学習の4時間後に「エクササイズ」をするべきかもしれません。

学習の「直後」より
「4時間後」が◎

研究結果を紹介した「Science Daily」によれば、なにかを学習した直後に運動をしても効果は薄く、特定の時間帯に運動をすることによって、より効果的な「記憶の定着」が狙えるのだそう。

オランダのラドバウド大学医療センターが行ったのは、こんな実験。

参加者は計72人。彼らに90個の場所の絵と名前を見てもらい、40分かけて覚えてもらいます。その後、参加者は無作為に3つのグループに分けられ、1つ目のグループは学習した直後に運動をし、2つ目のグループは学習の4時間後に運動をし、3つめのグループはまったく運動をしない、というもの。

内容はエアロバイクを使った35分間のインターバルトレーニングで、心拍数をMAXまで上げず、80%をキープ。その48時間後に参加者たちを呼び戻し、どれだけ記憶が定着しているかをテストし、脳のMRIスキャンも実施しました。

結果、もっとも記憶が定着していたのは、学習の4時間後に運動をしたグループだったそうです。

まだ研究は発展途上

彼らのMRIを見てみると、正解を出したとき、学習と記憶において重要な役割をもつ「海馬」が、他のケースと比較してよりくっきりと映し出されていたとか。

その原因はいまだにはっきりと解明されてはいませんが、ドーパミンやノルアドレナリンを含む「カテコールアミン」が、記憶を強化する際に必要であることがわかっています。そして、その「カテコールアミン」を増やすために必要なのが、エクササイズというわけです。まだまだ今後の追加研究が必要だそうですが、とても興味深いですよね。

学生時代は、授業を受けて、その数時間後に部活で汗を流していたから、あんなにたくさんのことを覚えられていた…のかも?

Reference: Science Daily, Cell Press

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