伝統と自然美を体験できる、京都保津川下りの魅力

access_time create folder生活・趣味

京都保津川下りは歴史ある川下り。船頭たちが技で押し流して下る船は、京都の伝統を体験することのできる貴重な場所です。また山の中を流れる保津川では京都の自然の美しさを感じることができます。そんな保津川下りの魅力を紹介します。

■あわせて読みたい
ひとつだけ願い事を叶えてくれる。京都のパワースポット「鈴虫寺」
【京都嵐山】昔は銭湯だった町家カフェで至福のもっちりパンケーキ
今注目のアウトドア「キャニオニング」で激流をすべり台に!

保津川下りの簡単な歴史

伝統と自然美を体験できる、京都保津川下り
(C)Nanako Kitagawa

保津川下りは京の街に物資を運ぶ船として千年もの間活躍しました。車などなかった時代、京の街に下りた船は、船頭たちが岩場にへばりついて亀山まで引っ張ったのだそう。下りは2時間なのに、4時間かけて船を引き揚げてました。かなり過酷な仕事だったと言います。当時船を運ぶのに掛けられた綱の跡が今でも残っています。戦後のトラック輸送発達に伴い保津川の船は徐々に廃止され、現在は観光客を乗せる保津川下りとして京都の人気観光スポットとなりました。

保津川下りをするには?

伝統と自然美を体験できる、京都保津川下り
(C)Nanako Kitagawa

保津川は亀岡を出発しますが、京都からどのように行けばよいのでしょうか。嵐山のトロッコ列車に乗り終着点まで行き、保津川下りをして嵐山に戻ってくるというのが定番のコース。トロッコ列車の終点からバスが出てるのでそれにのって保津川下りの乗り場に向かいます。トロッコ列車以外にも、京都から亀山までバスで行くこともできるそうです。

四季を楽しむことができる保津川下り

伝統と自然美を体験できる、京都保津川下り
(C)facebook/保津川下り

伝統と自然美を体験できる、京都保津川下り
(C)Nanako Kitagawa

春は桜色に染まった山を愛でることができます。時折花吹雪が舞うのだそう。夏は清涼感が感じられ、美しい緑色の山の中を船は下っていきます。秋は紅葉に染まった山々が美しく、まるで日本絵画の世界を見ているよう。冬は雪景色の中を船で下っていくのです。どの季節も魅力溢れる京都の自然美。自然の中に身を置きリラックスできる贅沢なひとときです。

スリル溢れる保津川下り

伝統と自然美を体験できる、京都保津川下り
(C)facebook/保津川下り

伝統と自然美を体験できる、京都保津川下り
(C)facebook/保津川下り

保津川下りはのんびりと下っていきますが、川の流れの速い場所もあるのです。船が速い流れに乗って下る瞬間は、思わず息を呑むほどハラハラ。自然の中だからこそスリスも満点。まさに一種のアドベンチャー気分を味わうことができます。また保津川には高低差2mもある滝があります。鮎も上がれないと言われているのだそう。そんな滝を船頭さんたちが杖のみで下っていくのは、まさに職人芸です。船頭さんたちもまさに命がけ。そんなたくましい姿に保津川下りの伝統を感じさせられます。

保津川下りは四季と歴史を体験できる場所。京都を訪れたらぜひ体験していただきたい川下りです。

[保津川下り]

■あわせて読みたい
ひとつだけ願い事を叶えてくれる。京都のパワースポット「鈴虫寺」
【京都嵐山】昔は銭湯だった町家カフェで至福のもっちりパンケーキ
今注目のアウトドア「キャニオニング」で激流をすべり台に!

関連記事リンク(外部サイト)

【日光】リピートせずにはいられない!女子会にもぴったりな「あさやホテル」
まさか◯◯のCMだったなんて!衝撃のクオリティに隠された秘密とは?
天草で体験する大人の癒し!心も体もきれいにしてくれる感動ホテル

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 伝統と自然美を体験できる、京都保津川下りの魅力
access_time create folder生活・趣味
local_offer
TABIZINE

TABIZINE

TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにし、日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案します。覗き込めば、世界地図を拡げた時のワクワクがあるような、はたまた旅する非日常を感じ旅へ向かわずにはいられなくなるような、そんな夢見心地にするパワーがあるメディアでありたいと思っています。人生は一瞬一瞬が心の旅。皆さんが何にもとらわれることなく、自由で冒険に満ちた毎日になるような情報をお届けします。

ウェブサイト: http://tabizine.jp

TwitterID: tabizine_jp

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。