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【TSミライ部】大人の電子工作発表会で、IoTの未来を覗いてきた!

さまざまな家電がインターネットに接続されるIoT(Internet of Things=モノのインターネット)時代。最近では、テレビや冷蔵庫、家の鍵から部屋の空調まで、スマホやパソコンで遠隔操作できる新しいデバイスが増えている。IoTは、生活を大きく変えようとしているのだ。

とはいえ、今はまだ技術が普及するまでの過渡期であり、いろんな企業がアイデアを出し合っている段階だ。それに、新しいデバイスやサービスを生み出すのは、大企業だけとは限らない。個人が提供されるモノやサービスを受け取るだけではなく、自分が欲しいと思うものを自分で作ることだってできるのがこれからの時代なのだ。

そう感じさせるイベントが、8月6日~7日に東京・有明の東京ビッグサイトで行われた。ITと通信の未来を占う「TSミライ部」、今回は世界最大級のDIYイベント「Maker Faire Tokyo 2016」で、IoTをはじめとするテクノロジーのこれからを考えてみた。

誰もがMakerになれる時代の、電子工作発表会

「Maker Faire」は、2005年にアメリカで創刊されたテクノロジー系DIY工作専門誌『Make:』が主催するイベントだ。発行元のオライリー・メディアは、WWW(World Wide Web)が生まれる前からプログラミングマニュアルなどを発行してきた老舗のIT系出版社。

誰もが自由にテクノロジーを利用できる「オープンソース」の思想に基づき、プログラムを自作したり、自分の用途に合わせてハック(改変)したりする。コンピューターソフトウエアの世界では割と一般的なこのアイデアを、家電や電子玩具などのハードウエア、つまり、「モノ」にまで拡張させたのが『Make:』であり、そこから始まったMakerムーブメントだ。

そのMakerたちが、自分たちで作ったものを持ち寄り、アイデアをシェアするのが、「Maker Faire」をはじめとする展示・交流イベント。日本でも2008年の第1回「Make Tokyo Meeting」以降、毎年1~2回のペースでイベントが開催され、今回の「Maker Faire Tokyo 2016」で12回目となる。会場に展示されていたのは、たとえばこんなもの。

電話一本で迷子の居場所を知らせる帽子

ウルカの郷(砂川寛行&森谷英一郎)製作の「迷子発見支援装置」。迷子発見センターに電話をかけると、子供の帽子が開いてクラッカーを鳴らし、居場所を知らせる。スマホに位置情報を伝えれば事足りる気もするが、あえて電話や帽子を介するのがIoTなのだ。

自分の代わりに表情を作ってくれるマスク

「そもそも現代って 表情筋、要る?」と問いかけるのが、mocymo氏の「smileMachines」。VR機器かと思いきや、自作ヘルメットにAndroidタブレットを仕込み、さまざまな表情をディスプレイに映し出すというコミュニケーションツールだった。「対人関係が苦手な自分のためにつくった」という。

世の中からイケメンを排除するハイテク銃

カメラが捉えた対象からイケメンのみを判別し、銃撃を加える人工知能搭載銃「IKEMEN Dominator」(ブサメンと判断された場合は銃口が閉じる)。開発者のgaricchi氏いわく、イケメンを検知して排除、もしくは課税対象にするなど、イケメンが生きにくい社会(=相対的にブサメンが活躍できる社会)を目指しているとのこと。

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