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2020年でセンター試験廃止!大学入試改革とは?【ミニコラム】

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長い間続いた大学入試の「センター試験」が2020年1月実施(2019年度)を最後に廃止され、新たに2つのテストが実施されることになりました。これは政府の大学入試改革の一環として実施されます。なぜ今大学入試改革なのか、そして大学入試は2020年を境にどう変わるのでしょうか?


新しい試験が実施されることになったいきさつ

長年続いた大学入試センター試験が廃止されることになった背景には、今までの試験が暗記などを重視し、思考力や判断力など社会で必要とされる本当の学力が十分問われていないことに対する強い危機感があると言われています。現在は将来が予測不可能な時代。今ある職業や社会の在り方が今後大きく変わっていくと言われています。また、国際的に活躍する力や競争力も求められていきます。

そのような中で、自ら思考し行動できる力や、まわりと協力しながら問題を解決する能力を育てる教育の必要性が唱えられ、教育制度改革と共に大学入試改革が行われることになったのです。

センター試験廃止後に実施される試験とは

文部科学省は現在、新しいテストの実施方法を検討しています。2016年3月時点で、センター試験に代わるテストとして導入が公表されているのが「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」です。

これは、「知識・技能」と「思考力・判断力・表現力」を評価するための試験になる予定。2020年から導入される予定で、コンピューターを使った受験や年に数回試験が実施される方法などが現在検討されているようです。試験の出題内容や評価の方法については議論が続いていますが、具体的には、いくつかの教科にまたがる問題や正解が一つでない問題の出題などが検討されています。特に、英語は「読む」「書く」だけでなく、「話す」「聞く」力も重視していく方針です。

高等学校基礎学力テストは大学入試に関係する?

「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」と併せて実施が検討されているのが「高等学校基礎学力テスト(仮称)」です。これは、当初大学入学者選抜の方法の一つとして利用されるとされていました。しかし、教育改革のための会議で検討された結果、2022年度までは高校生の学力がきちんとついているかどうか把握するため、また学習改善などに利用するためのテストとして導入されることになりました。この基礎学力テストは2019年度から実施される予定です。

試験だけでなく教育自体が大きく変化

大学入試改革により、各大学の入学者選抜方法もさまざまな形になっていくと考えられます。すでに、東京大学や京都大学では推薦入試や特色入試を導入。これからは多くの大学が自分で課題を探し問題解決できる力を見る入試に変化していくでしょう。それにより高校までの教育内容も大きく変えていくことが検討されています。


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