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【最新情報】日本睡眠学会学術集会より 今日から役立つトピックス

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今年も2016年日本睡眠学会学術集会で、睡眠に関するさまざまな調査・研究成果が報告されました。その中からいくつかトピックスをご紹介します。Fuminners(フミナーズ)をご覧の皆さんの普段の眠りにも活かせそうなことばかり。ぜひ参考にしてみてください。

睡眠前後の白湯で肌美人に!?

多くの女性は、睡眠不足だと肌の調子が良くないと感じています。実際、広島国際大学のグループが大学生を対象に行ったアンケート調査でも、睡眠の状態が良い人は肌の健康状態も良いという結果がでました。

これまでの研究でも、質が良い睡眠がとれていると、肌の水分やコラーゲンが十分保たれることが知られています。また、冷たいものをよく飲む人の半数は、不眠に悩んでいることも分かりました。身体が冷えて、体温のメリハリが小さくなりグッスリ眠れないからかもしれません。

同大学の研究では、いつも就寝前や起床後に白湯を飲むと、夜にグッスリ眠れるようになり、日中の眠気も少なくなることも分かりました。これは、白湯を飲むことでリラックスでき、就寝前や起床後のストレスが減るためのようです。

また、白湯を飲んでいると、肌の水分量や基礎代謝を増やせる可能性もあります。不眠や肌荒れに悩んでいる人は、眠る前や寝起きに白湯を飲む習慣をつけると良いようです。

夜は暖色系でやや暗めの照明の下で

夜に明るい光、特に青色の光のもとで過ごしていると、睡眠ホルモンのメラトニンが減って眠たくなくなります。そして、寝つきが悪くなったり、グッスリ眠れなくなったりします。江戸川大学のグループは、一般家庭のリビングルームの照明を暖色系の暗いものに替えるだけで、睡眠の改善につながることを見つけました。

実験は10日間おこなわれ、はじめの3日間は白く明るい照明のもとで生活し、次の1週間は暖色系で暗い照明(50ルクス以下)で過ごしました。白く明るい照明で生活した人に比べて暖色系の暗い照明で過ごした人は、起床時刻が早くなりました。

これはおそらく、睡眠ホルモンのメラトニンが光の悪影響を受けなかったので、寝つきが良く熟睡できて早く目覚めたのではないかと思います。また、暖色系の暗い照明で過ごした人は、精神的な健康面でもよい状態になりました。

グッスリ眠れたので、日中の気分が良くなったのでしょうね。

眠る前のスマートフォン使用は眠りを浅くする

睡眠の病気には不眠症のほかにも、睡眠の時間帯がずれてしまう「概日リズム障害」などがあります。「概日(がいじつ)」というのは「おおよそ1日」の意味です。概日リズム障害は、おもに体内時計の故障により起こります。

久留米大学病院の精神科を受診した概日リズム障害の患者さん25名のうち、約3分の1の8名でスマートフォンが原因でした。

睡眠中に脳波などの検査を行ったところ、スマートフォンが原因で概日リズム障害になった人たちはそうでない人たちに比べて、睡眠時間の合計は同じでも、夜中に目覚めていた時間が長く、睡眠の効率(実際に眠っていた時間÷寝床にいた時間)が悪いことが分かりました。

スマートフォンから出る光が、脳を興奮させたり睡眠ホルモン・メラトニンを減らしたりして、睡眠に悪い影響がでたと考えられます。

かぶって寝る枕「イグルー」はグッスリ眠れる

今回の日本睡眠学会では、私も発表してきました。名古屋の通販会社・ドリームと共同開発した「かぶって寝るまくら・IGLOO(イグルー)」の、快眠効果の報告です。

快眠のためには、不要な光や音を遮断する必要があります。頭の周囲を覆うドームで遮光や遮音を実現したのが、「かぶって寝るまくら・IGLOO(イグルー)」です。

一般的な枕で眠ると、目をつぶってから深い睡眠になるまでの時間(入眠時間)は、平均50分でした。「かぶって寝るまくら IGLOO(イグルー)」の平均入眠時間は38分で、一般的な枕と比べて12分(23%)も短くなりました。

また、一般的な枕での入眠時間が30分を超えた人、つまり寝つきが悪い人や深く眠りにくい人は、平均入眠時間が77分でしたが、IGLOO(イグルー)では44分で、一般的な枕に比べて33分(43%)も短くなりました。寝具の実験でこれほどの差が出ることはほとんどないので、私たちも驚いたぐらいの快眠効果です。

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