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辛い不妊治療は夫婦一緒に乗り越えて。新しい家族を増やすには、今いる家族を思いやることが大切

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私は24歳の時に同じ年齢の夫と結婚をしました。

まだ若かったので積極的に子供を作ろうとはしませんでしたが、できたらできたでいいねと言うスタンスでしたので避妊もしていませんでした。

しかし子供を授かることがないまま、3年が経ってしまいました。

普通の確率であればとっくに授かっていてもおかしくありません。

生理不順だったこともあり、不安になって婦人科を受診したところ大きな問題はないがプロラクチンが高く妊娠しにくいとの診断でした。

プロラクチンを下げる薬を飲んで排卵日付近を狙うなど、妊娠に向けて頑張りましたがなかなか上手く行かず、不妊治療のステップアップをすることになりました。

それまでは薬を飲むだけでしたが、卵子を育てたり排卵を促す注射を打つことになりました。

私はその時働いていましたので、仕事の合間をぬって治療に通いました。

職場の方に気を遣いながら頻繁に病院に通い、筋肉注射は毎回涙が出るほど痛かったです。 関連記事:かかった金額は500万近く…追いつめられる心と体。原因不明で長引く不妊治療を耐え抜いて

そして上手く行かず生理が来る度に大きな絶望感を感じていました。

ストレスから夫に八つ当たりをすることもありました。

治療開始から1年半ほどが経ち、ストレスがピークになっていた頃にまた生理が来てしまい、本当に何もかもが嫌になりました。

「もう嫌だ、こんな辛い思いをするなら子供なんていらない。」

とこぼすと夫に

「俺はどうしても子供が欲しいから頑張ってもらわないと困る。俺には原因がないんだからきみが頑張るのは当然だ。」

と言われてしまい、好きで妊娠しにくい身体になった訳ではないのに、と大泣きしました。

そして

「そんなに子供が欲しいなら、他の女の人に産んでもらって。離婚されてもいいです。」

などと言ってしまいました。

「少し考えさせて欲しい。」

と夫は言い、その日は別々の部屋で寝ました。

ほとんど眠れませんでした。

翌朝夫もよく眠れなかったらしくぼんやりした顔で出てきたのですが

「昨日は言い過ぎた。もう治療したくないと言うなら、他の人に産んでもらった方がいいのかと一瞬は考えたけど、よく考えたら他の女の人の子供なんていらない。ミカコとの子供だから欲しい。辛いなら治療をしばらく辞めてもいいよ、また元気が出たら考えよう。」

と言ってくれました。

私も夫も、いつの間にか妊娠すること自体が目的になってしまっていたのだと思います。新しい家族を増やすためには今いる家族を思いやることが一番大切だったと言うことに気がつきました。

その後はお互いに溜め込んだり八つ当たりをするようなことはせず、生理が来てしまっても

「じゃあまたお酒が飲めるね!」

と前向きに考えて美味しいお酒を飲みに行ったりしました。

ストレスがなくなったことが良かったのか、治療開始から2年ほど経った頃に無事に新しい家族をお腹の中に迎えることができました。

不妊治療は辛いことも多かったですが、それを乗り越えたことで夫婦の絆は深まったのではないかと思います。

今後も辛い事があっても家族でお互いを思いやりながら乗り越えて行きたいと思います。 関連記事:5つもの病名がついた妊娠しにくい私…不妊を「二人の問題」として努力してくれた夫

著者:chelco

年齢:30歳

子どもの年齢:9か月

夫と9か月の子供と猫と3人と1匹暮らしです。派遣社員として働いていましたが、現在は育児に専念しています。初めての育児にあたふたしながらも子供の成長と笑顔が日々の楽しみです。ストレスを溜めないように趣味のマンガやインターネットを隙間時間で楽しんでいます。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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