NVIDIA、Pascal GPUを採用した新モバイルプロセッサ「Parker」を発表

access_time create folderデジタル・IT
米 NVIDIA は 8 月 23 日(現地時間)、米国・クパティーノで行われた Hot Chips カンファレンスでモバイルデバイス向けの新プロセッサ「Parker」を発表しました。Parker は Pixel C や SHIELD などに搭載された「Tegra X1」の後継となるアプリケーションプロセッサで、CPU には ARMv8 アーキテクチャーの第 2 世代 Denvor コア(Denvor 2.0)を 2 基と ARM Cortexx-A57 コアを 4 基、各クラスタに 2MB の L2 キャッシュを搭載しており、GPU は Pascal アーキテクチャーの 256 CUDA コアを搭載しています。Parker の処理性能は最高 1.5Tflops です。PlayStation 4 の処理性能が 1.84TFlops とされているので、コンソールゲーム機クラスの性能だと言えます。NVIDIA は Parker について、自動車メーカーなどが続々と参入している自動運転車に搭載される AI のディープラーニング技術を処理する SoC としてプッシュしており、スマートフォンやタブレットへの適用には一言も触れていません。 SoC の製造プロセスには 16nm FinFET を採用しており、128bit の LPDDR4 メモリインタフェース、4K@60fps のビデオデコード / エンコード、4K@60fps のトリプルディスプレイなどをサポートしています。処理性能は 1.5TFlopsSource : NVIDIA

■関連記事
Android 7.0の正式版でサードパーティ製アプリによるクイック設定ツールのカスタマイズが可能に
ソフトバンク、5インチIGZOを搭載した「シンプルスマホ3」を発表、Google Playにも対応
中古スマートフォンでトータルコストを抑えられるスマートフォンキャリアサービス「MEモバイル」が登場、9月よりサービス開始

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. NVIDIA、Pascal GPUを採用した新モバイルプロセッサ「Parker」を発表
access_time create folderデジタル・IT
local_offer

juggly.cn

国内・海外のAndroid(アンドロイド)スマートフォン・タブレットに関するニュースや情報、AndroidアプリのレビューやWEBサービスの活用、Android端末の紹介などをお届けする個人運営ブログ

ウェブサイト: http://juggly.cn/

TwitterID: juggly

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。