ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

無名作家のライトノベルは高額買取は期待薄…意外な事実

  • ガジェット通信を≫

中学生や高校生が主人公のライトノベルは、若い読者が感情移入しやすく、ラノベをきっかけにして本格的な小説を読み始めたという人は多いと思います。大人になって一般小説を読み始めると、どんどん溜まっていく本の山。読まなくなったライトノベルや溜まりすぎた文庫本などをを処分したいという人に、役立つ知識を解説します。

無名作家のライトノベルは買取できる?

学生時代に読んだライトノベルを整理していると、無名作家の作品だったり、聞いたことのない出版社が発行元になっているものがほとんどだと思います。有名作家の本でなければ高く売れないかも。もしかしたら、買取を断られるかも? と不安になる人は多いようですね。
そもそも、ライトノベルの定義についても曖昧で、ラノベ=若者に人気の小説という程度の認識だったりしませんか? そこで今回は、ライトノベルと一般小説の違い、ライトノベルの買取事情について解説します。

ライトノベルと一般小説のちがい

もともと線引が曖昧でしたから、この区別を正確に答えられる人は存在しないかもしれません。
元にこの2つに正式な区分というのはなく、多くの人は感覚的に判断しているようです。

若者ターゲット

ライトノベルは10~20代の若年層向けの小説で、主人公の年齢が10代の少年少女というパターンがほとんど。マンガやアニメのような現実離れしたファンタジックなストーリー展開を、文章と挿絵で表現した本というイメージが強いです。

富士見ファンタジア文庫/電撃文庫/アルファライト文庫/レジーナ文庫/KKベストセラーズ/ヒーロー文庫などのような新興レーベルから出版されています。

最近のラノベは、作家の登竜門としての位置づけも強くなり、ターゲット年齢が広がってきました。そのため、以前の「若者向け」という年齢的な区別よりも、出版社で区別されることが多くなっているようです。

作家を目指す人の夢の扉

ラノベを出版している新興レーベルは、新人賞などへの応募が少なく、作家デビューしやすいというメリットがあります。
しかし、書店への販売力が弱く、本を出版しても世間に認知されにくいため、短期間でレーベルが消失してしまったり、運良くヒットしても2~3年程度で廃刊ということも少なくありません。

ただし、ライトノベルの電撃文庫は角川グループ、スーパーダッシュ文庫は集英社、ガガガ文庫は小学館、ラノベ文庫は講談社など、大手出版社グループの傘下に入っているライトレーベルもたくさんあります。
最近では、ライトノベルの読書に親しんた年代が、大人になってもライトノベルを愛読し続けることから、大人が購入することを前提にした作品展開をするケースも増えています。

一般小説とは

本格的な小説という言い方はおかしいですが、新潮文庫/角川書店/講談社/集英社というような大手レーベルから出版されている、大人の読者を対象にした小説です。

このような大手出版社は、長年蓄積した編集ノウハウがあるため、作品の質が高く、また売れ筋の作家を抱えているので、大ヒット作品も多く扱っています。
書店での販売スペースを大量に確保してあり、知名度や実績も確かなので、作家にとっては消費者の目に留まりやすいというメリットがあります。しかし、その分、実績のない新人がデビューするには、かなりハードルが高いと言わざるを得ません。

ライトノベルを売るポイント


大手チェーンに期待しないこと

先項で説明した通り、ライトノベルの作家は無名の新人というケースが多く、「人気商品は高く売れる」という中古売買の原点から外れてしまいます。
古本買取の代名詞的存在ともいえる「ブックオフ」などの大手チェーンでは、買取査定がマニュアル化されているため、無名作品の高値買取はあまり期待できません。また、ラノベの中でヒット作品だったとしても、無名作家の本は店頭に並べてもあまり売れないため、お店側の在庫がダブついて買取価格は安くなります。

映像化作品に注目

インターネットが普及するのと同時に、出版業界では「出版不況」という深刻な状態に陥っています。本を出版しても売れず、ヒット作が出たとしてもすぐに古本買取に持ち込まれるため、販売部数が伸びません。

そんな出版不況の中で、販売数が増加している数少ない分野がライトノベルです。TVドラマやアニメの原作として注目されるなど、メディアミックスによる需要が増えているのが要因だと考えられます。

ブレイクの可能性

ライトノベルは、一つの作品の出版部数が少なく、店頭から在庫が消えれば、あとはリサイクル市場で探すしか入手する方法はありません。ライトノベルの作家が後々ブレイクした場合、過去の作品に注目が集まることもあり、買取価格が高くなる可能性も秘めています。

また、一般小説と違い、ライトノベルには所々イラストや挿絵が差し込まれています。時として、小説よりもこの挿絵の作家が注目されることもあり、ブレイクのきっかけが予測できないのもラノベの魅力の一つになっています。

買取相場

無名作家のラノベでも、状態の良いハードカバーだったりすると、1冊あたり30~50円といった価格が付くケースが多いようです。また、人気のでた作品では100円以上の価格が提示される場合もあります。

ラノベはもともと定価が安く設定されています。しかも、ヒット作品も流行が去るのが早いため、はっきり言って高価買取はあまり期待できません。

ライトノベル買取のお店

アトミックストーン

TVアニメからマイナー作品まで年間200冊以上のライトノベルを乱読するという買取担当者が、実店舗で鍛えた買取ノウハウで、査定を行います。ライトノベル専門の買取店なので、作家/出版社/タイトルなどを基に、本の価値を正当評価、1冊ごとの買取価格を明示します。

駿河屋.JP

映像化された作品、映像化が決定した作品を中心としてラノベ買取を行っています。
もともとフィギュアやゲームなどの買取に強い通販ショップなので、マニアに人気の高い作品情報が豊富。観なくなったDVDや使わないゲームソフトなどもまとめて処分したい時におすすめです。

まとめ

近年TVで放送されるドラマやアニメは、ライトノベルが原作の作品も多く、ドラマ化された後から本や作家に注目が集まるというケースも増えています。「後から…」と言っても、発行されてから忘れられるのも早いラノベの買取は、人気が出るまで保管しておくよりも、「読み終わったら早く売る」が高く売る基本ということをお忘れなく!

カテゴリー : エンタメ タグ :
買取比較サイトURIDOKI(ウリドキ)の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP