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T-4ブルーインパルスの悪天候時の撮影術とは?

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T-4がブルーインパルスに導入されたのは1995年。T-4はブルーインパルスの三代目の機種となります。T-4の機体は青と白で塗り分けられていて、スモークの色は白一色。晴天の時なら青空に白が映えてとても美しく、広角レンズでスモークをのびやかに表現できます。

T-4の機体の“寄り”に専念する

しかし、雲が出てくると色が同化してT-4の機体やスモークが分かりにくくなってしまうのが残念なところ…。薄曇りならまだしも、日差しが遮られると、ブルーインパルスが得意とする描きものの課目などは絶望的です。

青空が望めないけどフライトは実施されるという場合には、引きでスモークを意識した撮影は捨てて、T-4の機体の“寄り”に専念した方が得策。陰影がつき過ぎる晴天の時よりも、曇天の方が全体に光が回りやすいものです。

それが、後処理しやすい適度なコントラストとなることも多いもの。カメラの画像設定でコントラストを調整するなどして、曇りの特性を活かした撮影を心がけましょう。

T-4の機体に影が付きにくい

実際、逆光になるようなポジションでも、曇りの日だとT-4の機体に影が付きにくいのです。なるべく機体をアップで撮影するようにすれば、曇り空でも絵になる写真となります。

また、曇りの日なら背景の空がなるべく見えないように写すのがポイント。スモークがべったりした描写にならないよう、半逆光気味の位置で撮影してみるとよいでしょう。

あえてT-4の機体をシルエットにして雲の表情を活かすとともに、ホワイトバランスを調整。現実とは違う夕景にするテクニックもあります。悪天候ならではの撮影術といえるでしょう。この情報は『ラジオライフ』2016年8月号に掲載されていました。(文/名須川優 写真/星智徳)

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