営業再開!箱根ロープウェイに乗って地球のダイナミックな活動を見に行こう
(C)箱根ナビ/facebook
2015年の5月に火山活動が活発化して、大涌谷駅周辺が立ち入り禁止となってしまった箱根。
多くの観光客にとっても残念なニュースだったと思いますが、現在は地元の議員や関係者の努力により再び観光客の受け入れがスタート、箱根ロープウェイも全線で再開しています。
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そこで今回は運転を再開した箱根ロープウェイや周辺の魅力をまとめたいと思います。
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そもそも箱根ロープウェイって?
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箱根ロープウェイのある箱根は、神奈川県の最西部、静岡県との県境にある町になります。富士箱根伊豆国立公園の一部に含まれており、関東を代表する温泉地であり、観光地でもあります。
東京の新宿など中心部からは私鉄の小田急線が箱根湯本駅まで通っています。終点の箱根湯本からは公共交通を乗り継いで、最高地点の標高が1,433mの箱根山を越え、最後は標高724mにある周囲19kmの湖、芦ノ湖でゴール。
湖では箱根海賊船でクルーズも可能です。直接車で芦ノ湖へ向かうルートもありますが、せっかくですからロープウェイで下っていきたいですね。
箱根湯本からのルートとしては、
箱根湯本駅→強羅(ごうら)駅・・・箱根登山鉄道
強羅駅→早雲山駅駅・・・箱根登山ケーブルカー
早雲山駅→桃源台駅・・・箱根ロープウエイ
といった乗り換えが待っています。箱根ロープウエイは最後の移動部分ですね。
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沿線にさまざまな温泉街や観光地が広がっており、特にロープウェイの部分、早雲山駅~桃源台駅までの約24分間は、富士山の展望や眼下130mに広がる地獄谷(大涌谷)とその噴煙、芦ノ湖の眺めなどを楽しませてくれます。
新たな火口や噴気孔も見られ、地球の活動を生で体感できますので、今まで足を運んだ経験のある人も再訪する価値がありますね。
ミシュラン・グリーンガイドで2つ星の大涌谷駅
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ロープウェイによる移動中の展望も見ものですが、途中下車をして駅周辺の見どころを散策しても面白いです。
もちろんウグイスの鳴き声が美しい箱根の森の中を歩くと言った楽しみ方もありますが、一般的には大涌谷駅の下車が定番。なんと「ミシュラン・グリーンガイド」の2つ星を獲得する観光地でもあり、ロープウェイでは見下ろせる地獄谷(大涌谷)のパノラマを、大地から見上げるように眺められます。周辺には遊歩道なども整備されていますし、お土産店も充実。窓ガラス越しに噴煙を眺めながら食事を楽しめるレストランもあります。
『黒たまご』は名物。『黒たまご』とは地熱と火山ガスを利用して作るゆで卵で、文字通り殻が真っ黒な食べ物ですね。ただ、殻を取ると中は白くで、口にすると意外にも臭みなどなく、おいしく食べられます。テレビ番組の協力で行った実験では、普通のゆで卵より20%もうまみ成分が高いと判明したのだとか。大涌谷くろたまご館などで買えますよ。
箱根ロープウェイ周辺にはポーラ美術館、彫刻の森美術館などアートな施設もいっぱい。御殿場プレミアム・アウトレットもあります。
自動車で行く場合は御殿場I.C.などを利用すると便利。沿線には名湯の温泉宿はもちろん、小田急箱根レイクホテルや箱根ハイランドホテル、ハイアットリージェンシー箱根など宿泊施設にも事欠きません。泊まりでも日帰りでも楽しめますので、夏のうちに出かけたいですね。
ただ、箱根山は完全に火山活動が収まったわけではありません。観測体制を強化し、いざというときは速やかに観光客を避難させられる体制が整ったために、再オープンの運びとなりました。
公式ホームページにも注意が出されていますが、呼吸器や心臓、体調にトラブルを抱えている人は、生命に危険が及ぶ場合も・・・。十分に体調を見てから訪れてくださいね。
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[箱根ロープウェイ]
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