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飲んべえ注目スポット・鶯谷の24時間営業酒場にAM6:30に行ってみた【朝っぱらからビール】

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鶯谷に朝ごはん感覚でお酒を楽しめるお店があった

お酒を飲むことが大好きなメシ通レポーター・もちづき千代子です。

特に、好きなのが一日の始まりとともに体へと浸み込んでいく「朝酒」! 人としてほめられた行為じゃないことは承知の上で、休日を朝ごはん感覚でお酒を楽しめるお店の探索に費やしております。良い子のみんなは真似しちゃダメですよ!

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そんな私が最近注目しているのが、鶯谷。「山手線でもっとも乗降人数が少ない駅」「そもそも行ったことがない」「何があるのかわからない街」など、世間的にはひじょうにミステリアスなイメージを持たれている、都内きってのディープ街。

そして、この鶯谷駅北口の真ん前にお店を構えているのが、今回お邪魔する24時間営業の居酒屋さん「信濃路」です!

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なんとも味のある、この外観。フツウなら女性ひとりでは入るのを躊躇ってしまいそう……。しかし、そこにモーニングビールがあるならば、突き進むのがレポーターとしての信条。勇気を出して店内へ入ります。

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お店は扉から向かって左側が、カウンターメインのエリア。

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右側はテーブル席がメインで、奥には座敷もあります。これは宴会にも対応できる広さ。

しかしながら、AM6:30という時間のせいなのか、お客さんがまったくいない……!

店長さん曰く「平日の朝は、お客さんは少なめ。特に今日は火曜日だし、雨も降ってるし。土日なんかは、別の店で朝まで飲んでたお客さんが流れてくるからだいぶ賑やかなんだけど」とのこと。

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店内には豊富すぎるメニューがびっしりと貼られていました。この中から瞬時に食べたいものを選ぶのは至難の業だ……! とても自分で決められる気がしなかったので、店長さんにオススメを聞いてみることに。

「どれも全部オススメではあるんだけど、強いていうならハムカツが人気かな」

じゃあそれで! と勢いよく注文したところ、「人気だから昨夜でハケちゃった! 今日の分はまだ仕込んでない!」と予想外の答えが。オススメされたのに無いとはこれいかに(笑)。まあ、こんな早朝ですものね。

とりあえず生ビール(中)(480円)を頼んで、ゆっくり考えることに。

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AM6:30ちょっと過ぎ、待望のモーニングビール!

よく冷えたジョッキに入ったプレミアムモルツが脳を活性化させていきます。ぼんやり寝ぼけていた頭が、これでようやくシャッキリ! 注文するメニューも即座にビシっと決めることができました。

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やってきました、もちづき千代子がチョイスする「朝の信濃路」おつまみ三種。

名づけて、朝カレー定食セット!

早朝とは思えない食欲フルスロットルなラインナップです。

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▲春の食材・スナップエンドウ(350円)

なぜかメニューには「スナップエンド」と書かれているし、「信濃路」では年中食べられるのですが、せっかく旬なので注文。本当にただ茹でただけのシンプル調理。でも、とっても甘みがあって、素直に美味しい! うっかり歯を立てると中の水分がピュッと飛び出してきてしまうほどみずみずしく、実のプチプチした食感も楽しいです。

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▲カレーライス(400円)

ほら……朝のカレーは身体にいいって、某野球選手も言ってたじゃないですか……。しかもこのカレー、お店でちゃんと手作りされた「信濃路」オリジナル。味はちょっぴり甘めで、子どもでも食べられるスタンダードなTHE・日本のカレーといった感じ。ルーだけでの提供もしているくらいなので、酒類との相性もバッチリです。

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ハムカツがなかったので、揚げもの部門から代わりにアジフライ(180円)を。このアジフライ、値段に見合わぬ肉厚さが魅力のボリューム満点の一品です。

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せっかくなのでアジフライをカレーに乗っけてみました。これがまた当然のごとく美味しい。アジフライにソースをかけたのも吉と出ました。嗚呼、世の中にはカツカレーやコロッケカレーは多々あれど、アジフライカレーってなんで置いてないんでしょうね……。日本中のカレー店に提唱してまわりたいくらいです。

自作のアジフライカレーを一気にかっこみ、生ビールをゴキュゴキュっと飲み干し、スナップエンドウをチビチビとつまむ。あら? 気がついたら手元には追加のウーロンハイ(310円)が……。カウンターで一人いい気分になっていると、時刻はAM7:00過ぎ。いつの間にか、お客さんも増えてきていました。

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隣の席には、美味しそうなオムレツを肴にホッピーをたしなむ40代半ばくらいの男性が。せっかくなので少しお話をさせてもらうことにしました。

──「信濃路」には、よく来られるんですか?

「いや、今日で3回目。もともと昼酒が好きで、いろんなお店に足を運んでたんだけど、最近になって朝酒に目覚めて、ここに来るようになったんだ」

──おぉ! 私と同じ朝酒信奉者。

「昼に飲むより、なんだか罪悪感が少ないことに最近気づいたんだよね(笑)。とくにこれくらいの早朝だと、一回また家に帰って昼寝すれば、夕方くらいからまた遊びに出られるしね!」

ーーたしかに、昼酒よりもそういう意味では効率がいいんですよね……。ちなみに、朝酒できる居酒屋はいくつかありますが、「信濃路」を選んだ理由はなんでしょうか?

「24時間やってるのはもちろんだけど、メニューの豊富さだね。もう絶対、数回通ったくらいじゃ網羅しきれないじゃん! 来るたびに食べたことないメニューを選んでる。あと、お客さんや店員さん同士の距離感がいい。いい意味で干渉し合わない、でも孤独には思わなくて居心地がいい。こういうお店ってそんなに多くないと思うから」

──これからも、「信濃路」に通い続けますか?

「もちろん! とりあえず、メニューを全制覇するまでは通い詰めるよ!」

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店長さん曰く、お店には本当にいろんなお客さんがやってくるとのこと。

「サラリーマン風の人もいれば、なんの仕事してんのかわかんない人も多い。お店で遊んだ帰りの男性やデート帰りのカップルなんかも多いしね。でも、たくさんのそういう常連さんに支えられて、気がついたら創業40年。以前から通ってくれてる芥川賞作家さんも、しょっちゅう雑誌で紹介してくれて……お客さんに喜んでもらえてる限り、朝から飲める場所としてがんばっていきたいよ」

ほろ酔いでお店を出たのは、ちょうど山手線の通勤ラッシュが始まる時間。

しかしそんな時間でも、人が激しく行き交うことはない、つねに平常心の鶯谷駅。北口の改札を出てきたおじさんが鼻歌まじりでのんびり「信濃路」に入っていく背中を見守って、帰路につきました。

皆さんもたまには都会時間とは一線を画したこの街での朝酒から、一日を始めてみてはいかがでしょう。

お店情報

信濃路 鶯谷店

住所:東京都台東区根岸1-7-4

電話:03-3875-7456

営業時間:24時間営業

定休日:無休

※金額はすべて消費税込です。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

書いた人:もちづき千代子

もちづき千代子

人生が常に大殺界な人妻ライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像技術者・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を始める。人生のテーマは「酒と涙と男と女」。

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